2025種子島遠征 9日目

今日はイベントの翌日なわけですが、情報の整理日であり予備日として遠征日程に組み込んであります。
帰ってから取得した情報の整理なんかすると、結構忘れちゃうことも多くてロクな事になりませんから。
でも、ここまででうまく整理がついていれば観光に充てられます。

JAXAの種子島宇宙センターにある宇宙科学技術館に行きましょう。
ここも毎年行っていますが飽きません。とても勉強になるし。

やはり現物を見ないと伝わらないことはありますね。
展示内容は前回と多少変わっていましたが、同じものを見ても新たな気付きがあります。
それは宇宙に関する技術はもちろん、展示方法なども。

昼食はJAXAの食堂で頂きました。

その後は、30kmほど北にある、同じくJAXAの増田宇宙通信所の展示室に行きました。

ここは、打ち上げたロケットとの通信はもちろん、人工衛星との通信をする施設です。
人工衛星との距離は、レーザー測位でミリメートル単位で距離が測定できるのだとか。

その後は海沿いをドライブしながら南種子町に戻ります。
…というか、種子島の場合は、ずっと海沿いというわけにはいかず、大抵は山越えのドライブになるのです。
縦長の島には、あまり平地が無くて山だらけなのです。
一番高い山は、東京タワーよりちょっと低いくらいだそうです。

南種子町に戻りました。
お馴染みのトンミー市場はJAがやっていたと思うのだけど、同じ南種子町内に漁協がやっているアイショップ 南種子 天空のパラダイス店ってのもあります。
こっちは比較的小規模なのだけど、漁協だけあって魚や観葉植物を売ってるとか、アルコール類とか、トンミー市場と競合しない品揃え。

店の一角には、こんなのも展示されています。

お次はトンミー市場の目の前にある南種子町郷土館にやってきました。
ここは閉校した高校を改装した公民館であり、郷土資料館であり、埋蔵文化財センターでもあります。

内部は昭和の学校そのもの。
南種子町を中心とした、種子島の今に至る歴史を知ることができます。

埋蔵文化財センターという割りには、発掘された遺物はそれほど多く展示されていないのですが、実はちょっと東に行った海沿いにある広田遺跡ミュージアムというところに大量の遺物が展示されています。
で、そこはロケット打上げの際の立ち入り禁止エリアに入っているので、打上げ前にはこの埋蔵文化財センターに重要なものを移動するのだそうです。

実は種子島は、凄まじい数の縄文時代の遺跡が発掘されています。
世界最古の狩猟用の落とし穴なんかも発見されていたりします。

夕食は、宿の近くの食堂に行きました。

食堂も宿も、大抵はロケット関係のポスターや写真のパネルがあります。南種子町は宇宙の町なのです。町中でJAXAを応援しています。

道路の案内表示を見れば、宇宙まで100kmとあるし。

さて、このところ毎年種子島に来ていて、見るべきところは見尽くした感がありますが、なかなか飽きませんね。
良いところです、種子島。

明日は朝一の便で鹿児島に飛び、乗り換えて羽田へ。
大学に戻るのは夕方頃かな。

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