
コータロー、種子島では頑張りました。
表彰された1位と2位のチームは社会人でしたので、学生だけの順位で言ったら一番ですから。
夢工房の活動では、教員である私がああだこうだ言って、学生がそれに従うというスタイルではありません。
活動内容の確認や評価はしますが、手取り足取り指導するということはしないのです。
で、あそこまで行ったのは大したものです。
とはいえ、学生なだけにまだまだ課題はあります。
傍から見ていれば、色々言うことはできます。
特に私の場合は、曲がりなりにも社会人で元エンジニアですから、気になることは山ほどあります。
では、最初からそれを言えば良かったのか?
まぁ、ある程度はアドバイスとして言いますが、それが100%活かされるかというと、決してそんなことはありません。
知識や考え方は、本人が欲していない状態で手渡したところで、大して役には立ちません。
経験のある者が、経験の無い者に伝える、教える難しさがそこにあるのです。
では、どうしたら良いか?
まずやってみて欲しいのです。
そうしたら、何が必要か自覚できますから。
で、欲しいものを掴むために行動する。
そうやって手に入れた知識は、そう簡単に忘れたりしませんし、当然ながら使い方が分かる。
生きた知識とはそういうことでしょう。
と、そういう事自体が「やらないと分からない」ことなのです。