遠征で見えたこと ではどうするか

前回の記事では「どしょうもないじゃん」という印象になるかと思います。
でも、まんざら捨てたものでもないですよ、というのが今回のお話しです。

近頃の若者は、内向き思考というか、あまり海外など行きたがらないそうじゃないですか。
就活の際も、海外勤務の可能性があると分かると腰が引けたりするんでしょう?
でも、夢工房のチャレンジは、海外遠征に行ったりするわけです。
で、どうか?

彼ら意外とやりますよ。
今回の遠征でも、現地の人ともコミュケーション取ろうとしますし、あまり内向きな印象は受けないですね。
よく聞く話と違うのです。

ウチの連中は
「会社に入って、海外勤務とか海外出張とかあったらどうする?」
と聞くと
「全然OKですよ。というか、むしろ行きたい!」
という反応がほとんど。

まぁ、ウチの卒業生は、自動車関連とか、航空宇宙関連とか、産業機械なんかでも、そもそも国内だけで何とかなるような仕事じゃない場合が多いので、そうじゃないと困るのですが。

さて、そんなわけで今回の遠征は、彼らなりに頑張った「つもり」のマシンをオーストラリアに持っていって、かなり悔しい思いをしたようです。

おかしな話ですが、彼らは今回の遠征に行くまでは当事者意識は薄かったと思います。
だからこそ、悔しい思いをするようなマシンができちゃうわけですが、どうやらこの辺が問題の一つだということが見えてきました。

「悔しい思いをする」というというのは、”自分ごと”になってきているということですので、この「悔しい思い」をこの後の活動にフィードバックするようになれば、一歩先へ進めます。

とはいえ、やっと当事者意識を持って頑張れる下地ができてきたかな?というところです。
まだ「…かな?」というレベルで、断言はできない状態ではありますが。

あとは、どんどんチャレンジして、グイグイ前に進んで、外に出て、次々に得られる経験をフィードバックするループが作れればOKです。

果たして今、そういうアクションが取れるようになったのか?
それができるようになったのであれば、どうしようもない成績を取ったオーストラリア遠征でも、大成功と言って良いのです。

この冬の過ごし方で来シーズンが決まります。