AIによって欲しい答えがすぐに見つかるようになる
というか、なった。
しかし、問題は「問い」だ。
「問い」は「何かのため」にある。
欲しい答えがあるのか?
何のために何がしたいのか?
つまり「問い」は、ゴール達成のためにある。
それが設定できるかどうかが重要。
これができるかどうかがAIをツールとして使えるか否かを決める。
学校教育では常に「問い」は用意されていて
自分で設定する必要はない。
常に外部から「問われる」。
何が分からないか分からない
それではAIを使えない。
何も起きない。
試しにChatGPTに向き合ってみたらいい。
エンジニアリングに限らず
大抵の仕事は様々な要素の集合体で
細かいところはAIに任せたらいいのだけど
ゴールを設定して全体を俯瞰できる能力が必要になる。
つまりジェネラリストが必要ということ。
学びが「専門化」している現在
多くが細かいことばかりやっているけど
それを大局的に見てまとめる能力がが必要。
必ずしも全員がジェネラリストである必要はないけれど
小さいところばかり見てしまう
細かいところばかり考えてしまう
これは知識などではなく価値観の問題で心の問題。
自分がそうしたくてそうしているのだから。
そのへんをどうするかが今後重要になる。
というか、もうすでに問題になっていると思う。
現状に疑問を持たずに
デッカイ事を考える面白さや
自分で決めてやっていく面白さを経験できずに
夢が無ければゴールを設定できないのは当然のこと。