うまくいかないことの逆でうまくいく

どうしたらいいか分からなくこと
あるでしょう?

私なんかしょっちゅうありますよ。

そんな時はどうしますか?

うまくいく方法ってのは
なかなか思い付かないにしても
うまくいかないセオリーなら結構思い付くでしょう?
アレの逆をやればいいんですよ。

私が新米エンジニアの頃は
よくそういうのをやってました。

勘違いして欲しくないのは
失敗=うまくいかない
ではないですよ。

チャレンジした末のいわゆる「失敗」は
ちゃんと結果が分かるのだから
それを活かせば次はもっと良い結果が出せるでしょう?
だったら問題無いのです。
本当の「失敗」ではありません。

何度も言うとおり
本当にうまくいかないのは
「やらないこと」
です。

何も結果が出ないので
何も分からないままです。

なので、それは最悪です。

その逆をやればいいんですよ。
簡単でしょう?

良くあるケースは
アクションが遅すぎることですね。
ものごとを先送りにしてしまう
なんてのも同様です。

こういうのの逆を行きましょう。

凄く早くやる。
すぐやる。

こうやって逆のアクションをした結果
望み通りにならなくても
出た結果を利用することができるので
その結果を活かすことは可能だし
うまくいかないやり方の数倍良い結果は出るはずなんですよ。
だったら問題無いでしょう?

完璧じゃ無いなら嫌だって?

あー、そういうのは私の守備範囲では無いですね。
魔法使いのおばあさんでも探して
お願いしてみて下さい。

世界GPライダー@夢工房

今日は元世界GPライダーの上田昇さんが夢工房に来てくれて、今年の鈴鹿8時間耐久ロードレースについての作戦会議をしました。

昨年はコロナ禍の影響もあり、残念ながら出場できなかったのですが、今年はトッププライベーターの本領を発揮すべく気合いが入っています。

上田さんといえば、1990年代の世界GPを湧かせた日本を代表するライダーの一人ですが、今は鈴鹿8時間耐久ロードレース出場チームの監督と共に、次世代のトップライダーの育成もされています。

なので、分野やレベルはともかく、今の私の仕事とも通じるところがあるわけで、お互いに持っている課題も共通のものがあったりします。

経験者が指導する際に
「こうすればうまくいく」
ということを伝えたりするわけですが、言われた「やること」は当然ながら、さらに上に行くには、やはり自発性が成長の鍵になるわけです。

とはいうものの、その重要性を伝え・理解して・実行するには、双方が持つ価値観を理解して共有している必要があるわけです。
加えて言うならゴール達成の「熱量」もですね。むしろこっちの方が重要だと思いますが。

それらが揃わないと「自発性を発揮」とはいうものの、そのレベルが低すぎたり方向性が違ったりということになって、指導そのものが空回りするし、満足できる形にはならないでしょう。

言われたことをやればいい・うまくいく
というわけにはいかないのです。

では、一体どうしたら良いのか?

マネージャーさんも含めて、そんなことも話し合ったりもしていました。
これは結構前から話し合っているネタで、そうそう簡単に答えが出たりはしないのですけどね。

世界は違えど、こんな凄いレベルにいる人と似たような課題を持っていて、それについて話ができるというのは有り難いことだなぁなんて思ったりしていました。

人との繋がりの重要性

現代人は一人では生きられなくて
人との繋がりで
やっとこさ生きているようなものだから
その繋がりが切れるってことは
生きる力を失うってことになるのかもしれません。

皆さんお分かりの通り
現代は人との繋がりが希薄になってきているので
それだけ「弱くなっている」ということになるのかもしれません。

この人との繋がりは
「スキル」で成立している
という捉え方もあるかもしれませんが
より価値のある繋がりは
やはり「心」ということになるでしょう。

人との接点をより強化したい
深化したいと思ったら
勇気が必要だと思っています。

うまくいかなければ傷付く可能性もあるし
そこには何かしらのトレードオフがあるかもしれない。

何より
大抵の場合は
自ら相手に差し出す「何か」があるはずです。

それは気持ちかも知れませんし
それに基づく言葉や行動かもしれません。

いずれにしても
大なり小なり勇気が必要になるのではないかな。

便利で快適な今の世の中であれば
人との繋がりが希薄になっても
何かに依存したり
代償を払ったりして
とりあえず生きてはいけますが…

何というか
心の奥底の方で満足いない何かが残ります。
最終的には
自身の価値に疑問を持つことになるのではないかな。

その感覚に慣れてしまうこともあるかもしれないけど
そうなってしまったら寂しいですね。

いや、待てよ。
満足いかない状態で「良し」とするかどうか
それが大きな分岐点ということなのでしょうね。

やはり人の価値というのは
他人の役に立ってナンボ
ということなのです。

自身の欲ばかり満たしていても
短期的な快楽は得られるかもしれませんが
それで誰が喜ぶわけで無し
それで価値が高まるとは思えません。
高性能な消費マシーンのようにはなれるかもしれませんが。

学校は
こういったことを軽視していても
やっていけるシステムになっていて
それはどんどん強化されています。

でも、社会に出るとスイッチを切り換えたように
環境が変化します。
社会は学校に合わせてはくれませんから。

見ようによっては残酷です。

夢工房の活動は
そういったギャップを埋めるためにある
といっても過言ではないかもしれません。

難しいことではありますが。

誰かが手取り足取り助けてくれるわけではありません。
だって、自分でやらないと意味が無いことですからね。

でも、喜びはきっとその先にあるのです。