自分の人生は自分で作ろう

人の人生はその人のものです。
当然です。

では
どうやってその人生が形作られたのか
なんてことを考えたりするわけですよ。

我々は「自分はこうする」
で日々を生きているわけで
それで人生が作られていくんですが
その「こうする」は
どうやってできてきたのでしょう。
価値判断や行動の基準ってことです。

そもそもは自分自身で作ったものではない
のではないかと思ってます。

幼少の頃からの環境やら
周囲からの影響やらがあって
それらに従ったり逆らったり流されたりして
気付いたら今の自分になっていて
意外なほど自分のやることに
自分の意思が入っていない
他人の価値観で動いてる
そんなことにふと気付いたりして。

こんなの出来なりじゃねぇか!
と。

そんなことに気付いちゃって
もっともっと
どうしたいか
どうなりたいかを考えて
そのためのことをやっていけば
色んなことができちゃうんじゃないか
もっと楽しくなるんじゃないか
なんて思ってやってみる。

そんなふうにやっていくと
色々見えてくるわけですね。

そこで
あぁ、今まで結構不自由な考え方をしてたんだなぁ
もっと考えていいんだ
もっとやっていいんだ
なんて気付いちゃったりします。

ものごとの判断基準が
リスク回避だったりするってことに気付いたりすると
分かりやすいですね。
リスク回避と引き換えに
大事なものを諦めてるなぁ
とかね。

恐らく
意外なほど多くの人が
自分の人生を自分の力で作ろうとしていない
そんな気がしするんですよ。
もっともっと行けるはずです。

もちろん自分も含めてですけどね。

なかなか抜けない癖

ものを作ると
その人の考え方が出ます。
作ったものは、その人そのものだから当たり前。

でね
今回言いたいのは
考えてものをつくるプロセスって重要だなぁ
ってことなんですが
どうにもこうにも
幼少の頃からやってきた
というか
やらされてきたアプローチやプロセスが邪魔しちゃうよね
って話です。

まず何かにチャレンジするときに
どんなもの作るか考えるでしょう?

するとね
チャレンジしていることよりも
「今できること」を優先して考えちゃったりするんです。

いや!
今できることじゃ、チャレンジじゃないじゃん!

でも分かります。
今までそうやって来たんだから仕方ないのかも。
10年以上ね。

だってね
今までは、現状の力量でできないことを「やる!」って言ったら
否定されてきたんでしょ?
何年も。

なので、自動的にそうしちゃうんだよね。

じゃ、しょうがないよ。

…なんて言わねぇぞ!!

そんな、今の実力でできそうなことをやるのに
サポートしてくれったってそうはいかない。
だって面白くないじゃん!

まぁね
本人だって、自分が自動的にそうしちゃってるなんてことは意外と気付いていないもので
それは他人がサポートしたくなるものではないってことにも気付いていないこともある。

授業ならそんなのでも良いのかもしれないけどね。

というわけで
そういう企画は却下です。

やらせないわけではありません。
やりたければ、もちろんやっていいですよ。
でも、そういうのにはアドバイスできない。
というか、アドバイス必要ないでしょう。

というわけで
夢工房では、ワクワクしないものは禁止です!
いや、禁止ってほどじゃないけど
ここのメインストリームには乗れないな。

人生のうちの
重要な分岐点に立ってるんだから
無難なことして人生の無駄遣いしちゃダメだよ。
自分も周囲も面白くしよう!

イケイケで行け!
大丈夫!行けるから!

二極化の予感

最近の授業では、学籍番号の偶数と奇数の学生が
週替わりで大学に来て対面の授業をしています。
残りの半数はオンラインでリアルタイム授業。

というわけで
コロナ禍の学生への影響が何となく見えてきました。

やはり気持ちが縮んじゃってる学生が
結構いるように見えます。
外部との接触の機会が激減して
家に閉じこもってしまったとしたら
仕方ないのかもしれません。

夢工房で活動している学生達は
オンライン環境で1年を過ごしたとはいうものの
精神的な成長はかなりのもので
モチベーションは高いです。
ほとんどネガティブな影響は無いように見えるどころか
むしろ良い成長をしたように感じます。

こんな過ごし方をした学生達
きっと一定数いるはずです。
あちこちに。

そのような過ごし方をしたであろう学生達と
心がちっちゃくなってしまった学生達
かなりメンタルやマインド面での差が付いてしまったようですが
問題はここから。
社会に出てからどうなるかです。

この大きな変化があった時期を乗り越えて
その反動で、社会に出てから大きく成長する者もいるでしょう。
ぜひ頑張って欲しいものです。

ただ、しぼんでしまった状態から
なかなか戻れない者もいるはずです。

となると
社会に存在するチャンスやリソースは
それを利用できる者に集中せざるを得ません。

ということは
やる者はますます伸びる
やらない者はますます取り残される
という状態にならざるを得ないかもしれません。
恐らくその可能性は高い。

コロナ明けには
また大きな変化が待っているかもしれません。

それをどう捉えて
何をどうするか
またしても試される時がやってきます。