好きなことを今やろう

好きなことをやるべき
なんて日頃から言っていて
実際そう思っています。

もちろんこれを
好きなことだけやっていればいいよ
なんて勘違いすると
えらいことになると思いますが。

好きなことをやっていても
その中に困難とか嫌なことはあります。
好きなことだからこそそれを乗り越えられるし
そこを避けずに乗り越えるからこそ生長するわけです。

なので
そういうものが現れる度に避けていたら残念なことになります。

さてさて
いわゆる真面目な学生とかによく見られるケースですが
心配なことの解消とか
自信のダメな部分の修正とか
そういうことばかりにフォーカスしてしまうってのがあります。

もちろんそういったところを何とかしようとしても良いのですが
果たしてそれらを何とかすると
そこに喜びはあるのか?
ってところが大変気になるところ。
ここをちゃんと考えておく必要があると思います。

恐らくそこにあるのは安心です。
で、その先に行くと喜びがあるのかというと…
たぶん無いです。

まず、安心の方向性の延長上に
喜びを感じられるような自分にとっての成功があるか
というと、たぶん無いだろうというと思います。
そして、安心しちゃったら
もうその先には行かないだろうとも思います。

なので
心配なことの解消とか
自信のダメな部分の修正とか
そんなのを目標にしても面白くはならないってことですよ。

それをやって気が済むなら良いですが
まずは自分自身に聞いてみましょう。
「それでいいかい?」
って。
答えが「OK」なら
それで行っても良いんじゃないかな。
安心をゴールにしても
それは決して悪いことではありません。

一つ気をつけて欲しいのは
心配なことの解消とか
自信のダメな部分の修正とか
それに注力するのが他人に起因するものだとしたら
それを解決しないと自分の好きなことができない
と思っているとしたら
そんなのはやめておいた方が良いと思います。

どうせそれを解決しても
似たような「次」が現れてキリがなくなります。

どうしてもそれを解決しなければならないなら
好きなことを頑張りながらやったらいいですよ。

自分にとっての「おいしい時期」は
永遠ではないどころか
思っているより早く終わってしまいますから。
「今やらなかったら終わりだ」
くらいに思っていた方が良いです。

「あとでやろう」とか
「その気になればいつでもできる」なんてのは
「できない」ってのとイコールです。

それに、本当にやりたい大事なことにフォーカスできていれば
心配なことにフォーカスして前に進めなくなるとか
ネガティブな方向性に進むようなことは無くなってくるはずです。

でも、時として
視野の外に押し出したはずの心配事を引っ張り出して
目の前に置いて進路を塞ごうとする人がいたりします。

それは自分の環境か人間関係に問題があります。
それが嫌なら自力で解決しましょう。
できないなら諦めるしかありません。

何やら暗い着地点になってきた感がありますが
言いたいのは
「自分で決められるんだよ」
ってことなのです。

便利でお得で安心安全そして快適

タイトルにあるようなものを多くの人は欲しがりますが
その時には必ず何かを手放している
ということを意識しているでしょうか。

分かりやすいところで言うと
お金ですかね。

お金を払って保険に入る
とかね。
安心は手に入るけど
お金は失うわけでしょう。

お得だからって
ポイントカードを使っても
何かを失います。
消費者の購買情報などは
皆さんご存じだと思いますが。

他にも、レジでカードを使用する時間とか
財布の中のスペースとかかな。
いつの間にか財布の中がポイントカードとか
レシートとかでいっぱいになっていて
お金のための入れ物なのか
ポイントカードとレシートのための入れ物なのか
分からなくなっちゃったりしていませんか?
気付いたら、ポイントカードとレシートを運ぶための
大きな入れ物と化していたりして。

これらは単なる一例であって
別にそういうのをやめろ
という話しではないのです。

人は持っているものを手放すのは怖いので
気付くと余計なものを色々持っていたりします。

長くなりましたが
「お得」だからポイントカードを持つとか
面倒だから「楽をするために」レシートを財布に入れたままにする

そういうのもに対して
普段はあまり意識はしていないと思うのですが
それらは確実に小さな負荷やノイズとして
本来力を入れるべき事を妨害するわけで
その時の自分の価値観に照らして損出が無い気がしているだけです。

こんなのは一例に過ぎなくて
身の回りを見渡してみれば
結構余計なことをしてたりするものだし

リスクを取りたくないけど
何か凄いものを手に入れたいとか
矛盾に挟まれてたりもするわけです。
これ、何度かネタにしてますが。

あなたはタイトルにあるようなものが本当に欲しいものですか?
それが人生のゴールですか?
その辺を再考してみると
いろいろ整理できて
うまくいくことも増えると思いますよ。

20代の過ごし方

もっとバカなら良かった
と思います。
別に今も昔もそんなに賢いわけではないですが。

色々やったけど、まだまだできたはずだ
もっとバカになってガツガツやっとけばよかったかも
なんて思います。

別に後悔はしてないけど。

「まだまだできたはずだ」なんて思ってる時点で後悔してるんじゃないかって?
そうかもしれない。
じゃ、「クヨクヨしてない」(笑)

どんなに賢くても
ダメなものはダメで
どんなにバカっぽくても
いけるヤツはいける。

どうせ多少賢そうでも
ベテランから見たら大したことなかったりするんですよ。
だって経験が無いから。
多少何かを知ってたとしても
別に特別何かをできるわけじゃないですから。

むしろ多少バカっぽくて元気がある方が期待が持てる。

現状を自己評価したりすると
多くは、ついつい短所にフォーカスしちゃうんじゃないかな?

現状を省みるという点では
そういう見方をしても良いのだけど
その後の
「じゃ、どうすんの?」
という段になって
現状を言い訳にして
諦めるとかってことになりがちじゃないかな?

何か理由付けしてやらないって
一見賢そうだものね。

でも、自分への裏切りになるから
あまりお勧めしません。

それに、短所を潰し込んだとしても
面白くはなりませんよね。

え?
面白くなくて良いの?
そりゃもったいないことだなー。
人生、一回しかないのにね。

綿密に計画して
失敗の無いように…

まぁ、時としてそういうのも良いのだけど
特に人のために何かをやる時は
そういうのが良かったりすることもあるのだけど

それが自分のことの場合は
出たとこ勝負でやっちゃえよ!
と言いたい。
結果がどうであれ
必ず得るものがあるから。

特に、経験が無いことだと
恐れを含めた思い込みが強い場合があるので
考えれば考えるほど腰が引けてしまう。

高飛び込みってあるでしょう?
高い飛び込み台からプールに飛び込むヤツ。
高い橋から川に飛び込むってのでも良いし
バンジージャンプでも良いのですが
アレ、飛び込み台に立つと怖いわけですよ。
そこで考え始めちゃうともうダメですね。
どんなに時間が経っても
その状況に慣れて怖くなくなることなんて無いですよ。

怖いことしか考えてないので
どんどん余計なことを考えて深みにはまって
どんどん怖くなっていくから。

なので、「行く!」って決めたら
ドーン!と行っちゃわないとダメなのです。

そう。
今は考えるばかりじゃなくて
やる時なのかもよ。

そういうお前はやったことあんのかって?

高飛び込みは5mだったか7mが限界でした。
10mは無理だったなぁ。
バンジージャンプは120m行きました。

120mは凄いですよ。
頭では「死ぬわけないんだから行く!」って決めていても
体が拒否しますから。
「行ったら死ぬぞ!」って。

そういうのを別としても
やりたいことは結構やってきたと思います。

もちろん最初はカッコ悪くて
うまくいかないことも多かったと思うけど
諦めないで続けてると
そのうちに、ちょっぴりうまくいくんですよ。

ダメだった以前
に比べて
うまくいった

これが面白さの一つじゃないかな。