手段とはいえブチ抜ければ強い

日本人は、どうにもこうにも手段好き
と思っています。

目的無しで勉強する
これは目的無しで手段を収集しているようなものです
というのは、ここまで書いてきた通り。

目的無しで
強力に手段獲得に走れるのは凄いのかもしれません。

日本は技術立国
なんて言葉を聞いたことがありませんか?

聞こえは良いですが
「技術」は手段です。

何かの目的を達するために必要なことであって
もし、その技術を用いずに目的を達することができるのなら
即座に不要になったり置き換えられたりします。

とはいえ
日本の場合は、この技術にめっぽう強い。
ムチャクチャ強い。

なので、そう簡単に置換えができない領域まで行っちゃってます。

科学技術はもちろんなのですが
職人さんの技術だって、ムチャクチャレベル高いです。
凄いなぁと思います。

技術は目的のためにあるので
普通は要求を満たしたらそれでOKなのですが
その先に行っちゃう人がいます。

結果、その会社じゃないとできないとか
その人じゃないとできない
なんて技術が結構あります。

普通はそんな領域に行きません。

なので、その世界はぜひ生き残って欲しいと願っています。
ただ、後継者の問題やら色々あって
簡単では無いでしょうけど。

CanSatを振り返って

模擬惑星探査機CanSat、振り返ってみれば、初めて種子島ロケットコンテストに出場したのは2014年。
それから10年も経つのですね。

アメリカの砂漠で開催されるARLISS(アーリス)が、より厳しい環境なのは言うまでもなくて、こっちは2011年から出場しているので、かれこれ13年。

単に高いところから機体を落として、ゴールまで自律制御で走行させる、とは言っても、やってみなければ分からないことは山ほどありました。

ハードルを越えたら、次のハードルが現れて、越えても越えても納得いくところにはなかなか到達できません。

でも、チャレンジってそういうものでしょう。
それを体験できるということ自体が貴重な経験です。

夢、戦略、技術とその継承、チームワーク、問題解決能力、チャレンジングスピリット
未来を切り開くために必要なことは全てここにありました。
Formula SAEも同様ですけどね。

まだまだ行きますよ!

2024種子島遠征 第10日 帰還

今日は大学へ帰還します。
いつものことですが、遠征期間はあっという間に終わりますね。

まずはガソリンスタンドで燃料を入れて空港へ向かいます。
燃料はスタッフ給油のお店で「満タン証明」を貰わねばなりません。
空港に着いたら、鍵と満タン証明を指定の場所に置いて、車は空港の駐車場に乗り捨て。

9時20分の便で種子島から鹿児島経由で羽田へ。
飛行機は行きと同じくATR72、ターボプロップ機です。

馬毛島が見えました。画像ではよく分かりませんが、色々できているようです。
この工事の関係者が大勢来ているために、種子島は不動産価格が上昇するなど、ちょっとしたバブル状態になっています。

鹿児島空港到着後は時間があったので、足湯と早めの昼食。

鹿児島からはデッカイ飛行機で羽田まで。

無事に大学まで戻って参りました。
お土産も喜んでもらえたようで何よりです。