勉強ってなに?

勉強って、知識を知ったり覚えたりすることでしょうか?

それも勉強の一部でしょうけど
それが勉強なのだ
というのなら、全力で否定したい。

なので
勉強ができるイコール頭が良い
という価値観には違和感を感じるのです。

やってみること
それによって分かること・気付くこと
いわゆる暗黙知ですが

私としては、そっちを得る方が
よほど「勉強」らしいと思うのですけどね。
というか、それこそが勉強だと思っています。

暗黙知は、やることによって得られるので
より「できる」に直結しやすい。

対して、机の上のお勉強で得られる形式知は
言ってみれば知っているだけ。

利用することを前提に得たものではないので
密度も定着率も十分ではなかったりします。

そして、卒業後は
あっという間に忘れてしまうでしょう。

ただ、ある程度の実践経験がある人が持つ形式知は
暗黙知と結合して利用ができるので
単なる「知っている」とは次元が違っていて
価値が段違いだったりしますが。

一般的に、学生の学びのほとんど全ては形式知なわけですが
人生の今後の基礎を作る大事な時期を生きる
彼らの貴重な時間のほとんどに実践が含まれておらず
暗黙知が得られないのが残念でなりません。

でも、実際のところ
何をするかは彼ら次第であって
別に、受け身で指示待ちに徹する必要はないのです。

自分の好きなように決めて行動できる自由を持っていることを
気付いているか、気付いていないか
そこが明暗を分けているだけなのです。

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