Point of no return

学生の活動がうまくいかないときって
大抵は同じ要因でつまづいてます。
それは

早くやらないから

うん、気持ちは分かる。
かつては自分もそうだったし
今でも課題だと思っているし。

どういう理由で早くできないかは
人それぞれかもしれません。

失敗が怖くて考え過ぎちゃうとか
単に面倒で初動が遅いだけとか
(これが一番多いかな)

前職で心掛けていたのは
とにかく仕事がアサインされたら動くことでした。

そもそもベテランでもエキスパートでもない人間が
どうやったら満足に仕事ができるのか
そんなことを考えて
色々試した中でたどり着いた答えの一つがこれ。

まずとにかく最初に思い付いたことを書き出すとか
関係部署に連絡を取って話を聞くとか
足を運んでしまうとか

もちろんそれによって空回りしちゃうこともありましたけど
最終的には何とかなった気がします。

お師匠様の佐野彰一先生が心掛けていたことの一つが
高度を取る=早く進める
ですが
私の場合は加速力ですかね。

早く加速を開始しないと飛び立つ前に滑走路が終わっちゃうよ
ってとこでしょうか。

いやいや実は…

単に早く飛びたいんですよ(笑)

航空用語で「離陸決定速度」ってのがありまして
V1と呼ぶそうなのですが。

滑走路を加速していって
この速度に達するまでに離陸の継続か中止を決定するそうです。

この速度に達したら
止まろうにもスピードが出ちゃっているし
停止に必要な滑走路は残っていない
もう行くしかない。

早いとこV1に到達しちゃえば
行くしかないから迷う必要なんてなくなるんですよ。
ほら、これで仕事が簡単になりましたね。

え?違うって?
いやいや、違わないでしょう。

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