2023種子島遠征 第3日

例年のこの時期、種子島では桜がそろそろ終わろうかという頃です。
今年はまだかなり残っていますが。

種子島の人は花見をしないのだそうです。全員では無いかもしれませんが。
宿の人に聞いたところ「山に生えてる桜は見るけどねぇ」といった感じで、桜を見ながら宴会をするような感じではありませんでした。
そういえば、桜の木が沢山ある公園など見た覚えがありません。

午前中は機体の整備

午後からは近くの宇宙ヶ丘公園に行って動作テスト
ここには大会が行われるJAXAの会場同様に芝生の広場があって、テストには最適なのです。
ちなみにロケットの打ち上げの祭は、射点から半径3km以内は立ち入り禁止になるので
打ち上げがよく見える公園が数カ所あって、そこに見学者は集まります。ここはその一つです。

南種子町には、こういうロケットのモニュメントが沢山あります
上皇陛下の御製の碑があったりもします
奥の方にポツポツ見える建物がJAXAの施設群
発射場もそこにあります
一番奥は水平線です
公園にはガジュマルが沢山
枝から垂れ下がる根が地面に達すると幹のように成長します
不思議な木です

公園でテストを開始…

いかにも南国な公園でしょう

といきたいところでしたが、トラブル発生。
再度宿に戻りトラブルシュート

機体内部の基板上には、マイコンやらモーターやら電磁波のノイズを発生するものと、ノイズを避けたいセンサーが同居していて、それらをアルミのテープでシールドしているのですが、それが悪さをしていたようです。
こういうのって目に見えないので厄介なのです。

夕方には何とか対策を完了して、宇宙ヶ丘公園てテストを再開したら、あっというまに真っ暗。

7時は真っ暗
でも、関東よりは日没が遅いですね

とりあえず走行してゴール判定はできましたが、精度はイマイチで、他にも課題が残っています。何とか動作確認はできたので、あとは宿でプログラムの修正です。

明日は午後に大会の事前受付と機体審査があります。
その前後は機体のテストをすることになるでしょう。