失敗しない は 成功ではない

失敗しないようにしたい

そうですね。
気持ちは分かります。

でもね
失敗しなかったときに何を感じますか?

喜びというより
安心ですよね。

失敗しないように
と思いながら
ゴールを設定するとき
どんなレベルにセットしますか?

恐らくダメじゃない最低限のとことでしょう。

そのレベルから
一歩踏み外したら
どういう状態にいることになりますか?

ダメなところです。

失敗しないように
と思いながら挑戦しているとき
どこを見ていますか?

最低限のところでしょう。
ヘタしたら、失敗することを想像しています。

さて

安心するために
最低限のところを目指して
時として、失敗したときのことを想像しながら

そんな状態でチャレンジして
あなたはベストなパフォーマンスを発揮できそうですか?

聞くまでもないですね。

では

最大限の喜びを得るために
最大限のところを目指して
成功したときのことを想像しながら

という状態でチャレンジしたらどうでしょう?

どうなるかは分かりませんが
そんなことを想像しながら
心がワクワクしているときって
パフォーマンスが発揮できるのは当然です。

でしょう?

なぜでそうしないのでしょう?
理由は色々あるでしょう。
でも、この際そんなのどうでも良いのです。

まずやってみましょう。

躊躇したり悩んだりしているうちに
残された時間もチャンスの数も
どんどん減っていってしまいます。

早くやりましょう。
今すぐやりましょう。

きっと面白いことになりますから。


成長は変化すること

「仕事」を考える上では
必ず相手がいて
その相手がどう思うかが価値の大きさです。

良い仕事をする
ということは
その価値を大きくしていく必要があるので
今のまま
というわけにはいきません。

今のまま
は楽なのですが

それは自己都合で
相手には関係ないことです。

なので、現状から変化する必要があるのですが
これが結構大変です。

なぜって
人は変化を嫌うからです。
これは生存本能から来ているからです。
以前も記事にしましたが。

今生きているのは
昨日の行動があったから

であれば
それを続ければ生き続けられる。

そんなわけで人は変化を嫌うのです。
変化は本能的なリスクです。

成長とは変化すること

これもさんざん記事にしていいるネタですが
つまり…

成長とは本能に抗うこと
でもあるのですね。

本能に逆らって変化するには
何かしら動機が必要です。

変化しないと命が危ないとか

変化の先にリスクを払うだけの
価値がある魅力的な何かがあるとか

そう!
つまり、価値観が成長の動機になるのです。

自分は何に魅力を感じるのか
何が大切なのか

そういったことを明確化したり
優先順位を付けたり

はたまた整理し直したり

そういったことで
成長の速度や大きさは変えられます。

ただし…
それは自力でのみ可能です。

権利と義務と責任と

我々は様々な権利を持っています。
そして、その権利を行使する自由を持っています。

自由に権利を行使して
後悔の無いように
やりたいことをやったら良いと思います。

自由には責任が伴う
と言うじゃありませんか

まぁ、まさにその通りで
大抵は、責任とか義務とかがセットで付いてきます。

興味深いのは
権利を行使するときに

それによってできること
にフォーカスする人と

それに伴う義務とか責任
にフォーカスする人がいます

まぁ、内容にもよるとは思いますが
そういった傾向はあります。

これ、簡単に言うと

自分ができること

自分がやらなければいけないこと
(言ってみれば、やらされること)

そのいずれかにフォーカスする傾向があるということです。

そういうのって志向とか習慣とか
そういうものなのでしょうけど

義務とか責任を、やりたいこととを秤にかけて
割に合うとか、自分が得するとか
ということになると、やるのでしょう。

気持ちは分かります。
そういうタイプは
堅実だ
とか
賢い
とか言われるのかもしれません。

反射的に反応して
義務や責任を回避する人もいるかもしれませんが。

私などは、あまり賢いタイプではないので
「秤にかける」みたいな難しいことをする前に
やりたいこととかチャンスに手を伸ばしちゃうのですけどね。
あ、これも反射的ですね。

そういう考え方というか、価値観というか
それは
チャレンジと、それに伴うリスク
に対する姿勢にも通じるものがあると思います。

責任やリスクが伴わないようなことをやったところで
恐らくあまり面白くありません。

価値があったり面白かったりするのは
常に面倒な方で、リスクがある方です。

レーシングカーを作る
なんても最たるもので
面白さと大変さと権利と義務と責任とが
渦巻いているような世界です。

凄く面倒だけど
凄く面白い。

そんなことを意識して生活してみるだけでも
ちょっと面白い日常になったりしますし
何か発見があるかもしれませんよ。

そう思うのですが、どうでしょうね。