やらされている百発より やる気の一発

イチローさんの高校時代の監督が言った言葉です。

まぁこれ、当たり前だと思うのですが
日々やらされていることが多すぎて
一体何が「やらされること」なのか
一体何が「やる気」なのか
分からなくなっちゃってことも多いのでは?

その「やる気」を
どこに適用するのかも大事です。

あまり出し惜しみせずに
今、自分が関わっていること
自分が立っているところ
そんなところに使えると良いでしょうね。

そのうち
とか
いつかは
なんて言うのはやめましょう。

そんな時は来ない
と思っていた方が良いです。

どうせ、出し惜しみしていると
それが習慣になって
出せずに終わりますから。

でも、その習慣
多くは幼少期に身に付いてしまうものですよね。

やりたいことを我慢させられすぎて
気付いたらそうなっていて
そうなっていることを自分でも気付かない
そんな状態になっているのではないかな。

そもそもは
従順でお行儀よく
面倒を起こさないようにするため
だと思うのですが
そういったことと
トレードオフになっているのかもしれません。

確かに、言われたことをする人は
余計なことはしないわけで
人の手を煩わせない

いわゆる手が掛からない良い子
ってことになるのですかね。

とか、そんなことを考えるのは
ダメなコのひがみ?
そうかもしれませんね。
まぁいいですけど。


アイデアの出し方・考え方

ものづくりはアイデア勝負な側面が強いわけで
どうしたら良いアイデアが出せるか
というのは、とても重要。

人によっても色々なアプローチがあるでしょうけど
戦略的な考え方はあるよなぁ
と思うので、その辺を語ってみましょう。

まず入り口というか
最初の一歩は…

一つのアイデアに固執しないことです。

というのも
一つのアイデアに固執すると
「やり方」は一つしか無いわけで

それはそもそも
良い戦略を選択することができないから。

戦略一つ
そのための技術一つ

この一本道が果たして良いのか
その答えは…

「良くない」
です。

なぜかというと
何かと比較して優れているわけではないから。

それを試してみてダメだったら
振り出しに戻る
になります。

結果的に
望む成果が得られるまで
長い時間が必要になります。

なので最初は
いかに沢山のアイデアを出せるか
これです。

できれば
全く違う傾向とか
全く違う原理とか
色んなのがあると良いですね。

ダメなアイデアも
見える形にすると良いですよ。

何がダメか分かるし
それをひっくり返したら
良いものになるかもしれない。

そういうのは頭の中では難しいので
どんどん見えるようにアウトプットしましょう。

そんな風に
沢山のアイデアを比較して
優れているものが
良いアイデア
です。

マズイやり方は
「良いアイデアが思い付くまで
頭の中から出さない」
です。

このやり方は、途方も無く時間がかかります。
大抵は時間切れになります。

頭の中でこねくり回せるアイデアの数は
たかがしれていますし
比較も難しいし
いつになっても抽象的なままで
具体化できません。

なのでポイントは
よーく考える
を頭の中でやらないで

どんどんアウトプットして
頭の外で考える
ってとところかな。

小さくても意志と行動があれば

価値観の多様化とはいうものの
その数が少なくて孤立していれば
「分断」と呼ぶべきなのかな。

ジェネレーションギャップなんてのも、そういうものだろうか。

孤立した価値観を持つ相互に対立要素があったり
相互の意思の疎通が無かったりすれば
それはまさに「分断」って感じになるのでしょうね。

問題は、皆がバラバラだと
集団の力を発揮できないこと。

もっとも
集団になっていたとしても
意志の統一と行動ができていなければ
大して力は発揮できませんが。

いや、ネガティブ側の力は大きかったりするな。
その場合はバラバラでも発揮できる力は大きいですね。

まあともかく

夢工房でやっていることは
世から見れば孤立しているようなものかもしれないけど
その小さな集団で力を合わせれば
かなりのことができるわけで

その結果が多少なりとも周囲に良い影響を与えられて
ほんのちょっぴりずつでも
世の中が変わってくれたらいいな
と思うのです。

「夢は叶うんだ!」
ってね。