人生成功の方程式

京セラ操業者の稲盛和夫氏がお考えになった
人生成功の方程式

人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力

ネットで検索するといろいろな解説とか
ご本人の記事などが見つかると思いますので
詳しいことは書きませんが

良いですね。
もっともだと思います。

この方程式のポイントは
掛け算でつながっているところです。

なので
ある要素が小さくても
他の要素で頑張れば
結果は大きくなる。

ある要素が大きくても
他の要素がダメなら
結果は小さくなる。

例えば

能力が多少低くても
超頑張れば
結果が出る
とか

能力が高くても
ダメな考え方をしてたら
結果はマイナスになる
とかね。

私のような変な経歴の人間には救いです(笑)
昔から出来の良い人間ではありませんでしたからね。
熱意で何とかなるなんて!

そうそう
稲盛さんもおっしゃっていますが
「利他」の心は大事です。
これ、考え方の部分に大きく影響しますね。

だって
他を利する(人のために)
ということは
価値そのものですものね。

学生が新しいマシンの参考にと
古いシートを引っ張り出してきました
昔のスポンサーさんのステッカーがたくさん貼ってありますね

次回のマシン
皆さんに喜んでもらえる成果が出せると良いな

夢の正体

今回は夢についてのお話しです。

学生達には
デッカイ夢を持って
ガンガン行って欲しいものです。

他人は変えられない
と分かってはいますが
何とかきっかけを作れないかと
日々考えています。

もう何年も前になりますが
とある講習会での講演を終えて
ホテルの部屋でテレビをつけたら
マーティン・ルーサー・キング牧師の記録映像の
「私には夢がある」
と言うシーンが流れていました。

ワシントンのリンカーン記念堂の前で行われた演説で
“I Have a Dream”というシーンです。

この時
「あ!そうか!」
って気付いたんです。

夢はギャップだ!

今は満たされていないという現状を認識して
それに対する将来の理想を描いて
そのギャップが夢。
そういうことだ!

若いコに
「ハングリー精神が足らん!」
とか言ったところで
腹減ってないヤツに
「腹空かせろ!」
と言ってるようなもんで無理なんです。

もうおなかいっぱいのヤツに
「もっと食え!」
と言っても
それは拷問でしょう。

夢はギャップなのです。

今の暮らしのままでも
別に死ぬわけでなし
不便でもない。

むしろ世の中に楽しいことは
すでにたくさんあるので
それに満足していたほうが無難

欲求が無いわけでもないけど
それを口にしたところで
周囲からは
現状に対して比較されて
ギャップが大きければ
「そんなのできるわけない」
と言われ

目の前の小さい
「現実的」と言われることを
コツコツやること「だけ」を推奨される。

それができたら次へ
それができたら次へ…

この
先が見えない
どこに向かっているか分からないトンネル状態で
「ハングリーになれ!」
ですよ。

ギャップなんか見えません。

ヘタすると
失敗が許されない空気感のおまけ付きだったりするし
無難な「現実的」なことを言うと褒められたりもする。

そりゃ無理だわ。

でも同情はしない。

だって
どうするかは本人が決められることだから。
それが「自由」というヤツでしょう。

リスクを負わずにいい思いしたい
そう思うのも自由ですが
そんな虫のいい話はありません。

リスクを取りながらチャレンジするなら
ぜひ応援させてほしい。
それこそが価値だと思うから。

東京電機大学のFormula SAEやCanSatは
大学がお膳立てしたアクティビティではありません。
「やらされ感」が出てしまったら夢にならないので。

自分達の夢をどうセットするかはメンバーの自由です。

デッカイ夢を持って現実とのギャップをつくりましょう

今日と同じ明日は来ない

地球は自転しています。
地表での移動速度は、赤道面上で約1,700km/hです。
音速は1,225km/hですので、それよりはるかに速いですね。
ちなみに拳銃の弾の速度は音速くらいです。

我々はこんなに凄いスピードで毎日グルグル移動しています。
皆さんお疲れさまです。

で、単に同じところをグルグルしているかというと
そんなことはありません。

地球は太陽の周りを公転していて
公転直径はざっと299,195,741kmです。
桁が多すぎてピンときませんが。

これを1年で1周するので、移動速度は
61,773,674km/h
1秒に約17,000kmです。
速いです。
実に光の速度の20分の1に達します。

さらに宇宙は膨張し続けています。
67.4km/sec/Mpcで。
Mpcって何だ!?
自分で調べて下さい。

このMpc抜きでも
地球の公転1周後
つまり1年後には
2,125,526,400kmの彼方に移動しています。

つまり我々は

地球の自転によって
音速を超えるスピードでグルグル周回しながら

地球の公転によって
1秒に約17,000kmのスピードでグルグル周回して

宇宙の膨張によって
その先がどうなっているかわからない
未知の空間に向かって凄い勢いで突き進んでいるのです。

同じところを周回するのではなく
あたかもネジの螺旋を描くように移動しています。

なので
1日後も
1年後も
前回と同じところに戻ってくるわけではないのです。
そう
毎日、毎年同じことを繰り返しているのではなかったのです!

ところで
遺伝子工学の第一人者である
村上和雄先生がこんなことを仰ってます。
「一つの命が生まれる確率は
1億円の宝くじが100万回連続して当たることに匹敵する。」

つまり人の命は凄くレアで
存在自体が奇跡的なものなのです。

人間の歴史なんて
地球の、宇宙の歴史に比べれば一瞬です。
誤差みたいなものです。

そんななかで
我々は奇跡的な命を頂いて生きている。

それはもう凄いことです。

皆さんは
自身が持っている
凄いスピードで宇宙空間をぶっ飛んでいる
その奇跡の命をどう使いますか。

めんどくさいから後でやろう
とか
失敗したらどうしよう
とか
やってる場合ではないですよ。

今日と同じ明日
今年と同じ来年
そんなものは存在しません。

先がどうなるかわからないのに動けない
先がどうなるかわからないから自分で作っていく
どちらを選ぶかは自分次第です。

「今日が人生最後の日と思って生きよう」
とか言ってもピンとこないと思うけど
こんな表現なら腹に落ちるのではないかな?

どうでしょうか?

ARLISS2014 ネバダ州ブラックロックデザートにて

模擬惑星探査機の実証実験イベントARLISS
これも熱いですよ!