夢はあるかい? その5

「夢」を追求しても「それで食っていけるのか?」
これは気になるところでしょう。

なので
好きでもないけど、今のトレンドとなっている業界を狙ったりする
なんてことがあるだろうけど
その戦略はどうなの?
というお話しです。
もちろんそういったものに正解なんて無いので、個人的な見解ですけどね。

好きでもない仕事であれば、自分が盛り上げようとはしないでしょう。
盛り上がっているところに乗っかりたい訳ですから。

そして、自分がその業界で、そこそこ一丁前に仕事ができるようになるまで何年かかるでしょうか?
一般的には3年から7年くらいかな。
ことによっては10年くらいかかるかもしれませんね。

その時まで、その業界は盛り上がっているのでしょうか?
さらに、好きでもない仕事で、そんなに長い期間耐えることができますか?

自分が大して好きでもない仕事を、我慢してやっていって、うまくいきそうですか?
継続できるかすら怪しいのではないかな?

反対に、今、低迷していても、誰も見向きもしなくても
自分が大好きなことをやって、面白い成果を出して、その業界が盛り上がったり、トレンドを作れたりしたら、何も心配要らないですよね。

「そんなにうまくいく保証無いじゃん」
というのは最もですが、どうせ何をやっても保証なんてありません。

だったら好きなことにのめり込んだ方が良くないでしょうか?

結果、うまくいこうがいくまいが、そうやって取り組んだことからは多くが学べます。
その経験は、その後何をやっても役に立ちますよ。

と、経験から申し上げる次第です。

夢はあるかい? その4

夢を追うなら早いうちが良いというお話し。

実現する可能性が100%であれば、それは夢とは呼ばないでしょうね。
じゃぁ、ゼロ%ならどうでしょう?
恐らく、そのレベルになると、夢がどうこうというより、興味が無い状態ですかね。

ゼロは極端ですが、どの程度実現する可能性があれば夢を追いたいと思うでしょうか。
まぁそもそも、具体的な数字で表せるものではないでしょうけどね。

やりたいことがあって
そのために必要なことが揃えば
結構なんとかなるものです。

というか
必要なことが揃えば
実現するのは当たり前なのですよ
という当たり前のことを言いたい。

必要なことは何かを考えて
それを手に入れるためにはどうしたらいいかを考えて
必要なことを実行する

それだけです。
超シンプル。

ですが、これはチャレンジなので、過程でうまくいかないことも多々あります。
なので、この時点での成果に対して最終的な評価をしてはいけません。
過程における失敗は、本当の失敗ではないから。
むしろ、必要な経験だと思っていいでしょう。

欲しいのは
過程で失敗しないこと
ではなく
最終的に成功(夢を実現)することです。

過程で失敗を経験しないことが成功ではありません。

チャレンジしながら必要なものを揃えていくのは手間がと時間が必要です。
そこには、やらないと分からないことが沢山含まれているからです。

考えることは必要です。
でも、考えても分からないことはあります。

やってみないと分からないことを
考えて何とかしようとするのは時間の浪費です。

なので、早く・速くアクションする必要があります。
時間というリソースは、我々には作ることができないから。

夢はあるかい? その3

今回は、叶えたい夢についてのお話しです。

将来、何になりたい?

「ケーキ屋さん!」

何で?

「だって、ケーキいっぱい食べられるから!」

子供の夢って、そういうものですよね。
でも、ケーキを食べるのと、ケーキを作って供給するのは全く違います。

ゲームで遊ぶのと、ゲームを作るのは違うし
レースを見て楽しむのと、レーシングマシンを作ったり運用するのは違います。

入り口はそれでも良いかもしれない。中には、そういうのが一本の道筋に乗っていて、そのまま突き進む人もいるから。
でも、サービスやプロダクトを享受する側と、創造して供給する側を勘違いしている場合もあります。

ゲームを凄く楽しめる人が、良いゲームクリエイターになれるわけではないし
レースを見るのが大好きな人が、良い開発者になれるわけではありません。

何を当たり前のことを言ってんだ?
と思いますか?
でも最近、仕事ってどういうものかということを考えていない学生は、意外と多いと思うんですよ。

仕事は好きなことをやるべきだと思うし
それを楽しめるなら最高だと思います。

でも、サービスを享受する消費側と、創造して供給する側を勘違いしてはいけません。

「言われたことをやるのが仕事でしょう?」
という勘違いも多いかも。
まぁ、そういう場合もあったりするでしょうけど、そりゃアルバイトでしょうが。

価値をつくり出して供給するのが仕事です。
どうせやるなら好きなことでそれができたら良いよね
ということであって

消費者が遊ぶようなことでお金がもらえたら良いよね
という話では無いのです。

それを理解した上で
「どうせなら好きなことで価値を創造したい」
と思うなら、ぜひそうするべきだと思います。