オーストラリア大陸縦断2023 総括その5 その他諸々

あくまでもスチュアートハイウェイでも移動を中心に、諸々の情報です。

通信関連
携帯の通信ができない場所は多い。Googleマップのオフラインマップなどはダウンロードしておいた方が良いでしょう。
スチュアートハイウェイは単調で真っ直ぐなので迷うことは無いでしょうけど、次の給油ポイントまでの距離などを知るには有効。というか、重要。
町とか集落では通信できます。速度は色々ですが。
スーパーやショッピングモールなどでプリペイドSIMを入手しても良いですが、通話をしないならデータオンリーのeSIMも便利です。

荷物とか衣類とか
荷物の量、特に重量には要注意です。空港での移動や、宿にに運び込むなどの持ち運びも考える必要があるためです。とにかく無駄を排除してコンパクトに軽く。スーツケースみたいにコロコロ転がせませんからね。
衣類は意外なほど場所を取るので最低限に。下着などは2セット程度持っていき、部屋の洗面台で洗濯して使い回しました。洗剤持っていきません。アメニティの石鹸を使います。洗濯後は絞って、部屋のバスタオルでスマキにして水分を取ると早く乾きます。
今回、私の荷物は空港の預け入れ荷物で約11kgでした。15kgを超えたら現実的では無い気がします。弟子は13kgくらいだったと思います。
私はヘルメットは預け入れ荷物には入れません。飛行機の積み卸しで落としたりぶつけたりするでしょうから、手荷物に入れて機内持ち込みです。

装備
雨はちょっと降った気もするけど、どこでどれだけ降ったか覚えていないくらい。それほど降りませんでした。ほとんど晴れ。
例年の情報を元に、メルボルンからアデレードを過ぎて、クーバーペディ辺りまでは結構寒いんじゃないかと思っていました。現地人からもそう聞いていましたし。よって、装備の基本は「行程の半分以上は寒いはず」という前提でチョイスしていました。電熱服要るかな?と迷っていたほどです。
しかし、寒かったのはアデレードより手前まで。そして、大陸中央部より北のアリススプリングス付近の付近は20度前半と見込んでいたのですが、今回は30度近く。当初の、ダーウインの近くに行って、ようやく30度に達するくらいじゃないかな、という見込みを裏切り、かなり南の方から気温は高かった。

3シーズンジャケットとパンツとブーツは、いつも使っているゴアテックスのもの。中央部より手前ですでに暑すぎました。サマーグローブとツーリング用ウエストベルトは持って行って良かったです。
弟子は夏用のメッシュジャケットにレインスーツなどを重ね着して防寒していましたが、今回はこれが正解だった気がします。
ただ、気候に関しては行ってみないと分からないことも多いので、こういうのは運ですね。

複数台で動くならインカムはあった方が良いです。特に初心者の場合は、色々と教えながら走れますし、何かあった場合の対応も取りやすいですから。

ライディングギアは最重要ではありますが、バイクに乗っていない時はただの荷物です。持ち運ぶのは数日とはいえ、これをどう考えるかはその人次第。
そうそう、前回も今回も簡単な工具は持って行っています。

買い物・支払い
物価は高いです。記事に良く出てきたジンジャービアとかペットボトルの飲み物は、大抵5、6ドル。昼食は内容にもよりますが10~20ドル、夕食は20~30ドル。ステーキ食べるなら40ドルといったところ。ガソリンは、リッター当たりざっくり2~3ドル弱。宿は70~150ドル。
ほとんどの場合においてクレジットカード決済可能。かなり田舎だろうが同様。ほとんどタッチ決済可能。現金は無くてもOK。一応、持っておいた方が安心だと思いますが。

その他の人々
スチュアートハイウェイの南方、北方それぞれの端の方には、そこそこライダーがいます。
でも、いくら星が綺麗とかエアーズロックは凄いとか言っても、大抵はオーストラリア縦断まではしないようです。
エアーズロックはオーストラリアのど真ん中だけど、バイクで来る人はあまりいないようです。我々が行った日に見かけたバイクは1台だけで、彼も「ここに来るまでに、お前たちを何度か見かけたぞ」と言っていましたが、他には全く見当たらず。エアーズロックは、スチュアートハイウェイから250km入ったところにあって、その往復でバイクを見なかったということは、そういうことでしょう。
ただ、どのエリアでも旅をしている人自体はは結構います。多くは定年退職後に悠々自適に過ごしている人達だと思います。キャンピングカーや、キャンピングトレーラーを牽いて旅を楽しんでいるお金持ち(そうな人)がほとんど。それと、砂漠に入って行っちゃうようなワイルドな旅を楽しんでいる人が少々。
キャンピングカーの後端にバイクを搭載していたり、トレーラーにバイクを載せている人も結構いました。ダートバイクが多かったですね。
途中のロードハウスでは、若者はほとんど見かけませんでした。弟子が間違いなく最年少だったでしょう。

キャンピングカー達はこんな感じです。快適で楽しそうでした。キャーキャーワーワーはほとんど無いです。静かにゆったり。年配の方が多いからか、夜は早めに静かになります。

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