若い連中の問題は、彼らの問題だから勝手にせい!
とか
言うことに従って、こうやれ!
というわけにはいきません。
未来は皆でつくっていかないと、大したものにはなりませんから。
恐らく年長者が文句ばかり言ったところで、大して状況は変わりません。
文句で心が前向きに発動することは無いからです。
それに言うことに従わせたところで、それが今の問題の根本なのだから何も解決しません。
年寄りが、「そんなんじゃダメ」とか「こっちの方が良い」と力業で誘導するようなやり方をしたら、結果はたかがしれていますし、それでは現状と変わりません。
それをよりパワフルにやったところで状況は悪化するばかりでしょう。
若者達に頑張ってもらうのは、もちろん重要です。
でもそれは、頑張りたい!という源が必要なわけで、それは皆で力を合わせて作っていくしかありません。
で、ここで勘違いしがちなのは、彼らに細かい指示をしたり、手取り足取り何かをやってあげるとか、環境をお膳立てするとか。
相手の心を直接いじろうとするようなやり方、それをやるからうまくいかないのですよ。
そういうのって、結局は「やらせる」ということになるわけで、やらされるから「最低限にしたい」ってことになるのです。
彼らの前向きな心が発動するような環境があれば良いだけで、それを作る必要があるのです。
どうせ「全員を…」なんてのは無理ですよ。
そうするためには強制力が必要ですから、そんなのはハナからやめた方が良いです。
年長者は、楽しく頑張って盛り上がっていれば良いのです。
ただし、財力にものを言わせて消費するようなのではなく、やはりチャレンジです。
彼らに環境を押しつけるのではなく、皆でチャレンジする空気感をつくっていく感じでしょうか。
それを見た彼らが憧れたり触発されたりするなら、それはそれで良し。
それは具体的な内容ではなく、盛り上がっている雰囲気とか、何でも良いのです。
自発的に、やりたいことをやるようにならないと、盛り上がってきませんから。
正直なところ、そんなことできるのかいな?とも思いますが、あまり気にせずに「やりたいこと」や「やるべきこと」にチャレンジするべきです。
それで未来は大きく変わると信じてます。