卒業式

今日は日本武道館で卒業式でした。

武道館、オリンピックに向けて改修されたのですが
あれ?どこが?
という感じです。

確かにペンキが塗り替えられて
座席が新しくなってましたが
以前から気になっていた天井は
くたびれたままでした。

普段、2階席は父兄で、3階席は使わないのですが
今回は父兄を入れずに
2階席、3階席にも卒業生を着席させて
3密を避けるレイアウトにしたようです。
なので、座席はスカスカですね。

今回、卒業記念行事に参加した二人
両方とも自動車開発の職に就きます。

卒業式はお昼で終わったので
昼食後に江戸城跡を見に行ったのですが
あいにく臨時閉園でした。
桜はきれいでしたけどね。

今年は謝恩会は無しです。

最後はタイ料理を食べて帰路につきました。

いやー、卒業式は美味しいもの食べられて良いね~。

卒業式前日

私の研究室では
卒業式前日には
卒業記念行事
を行います。

卒業式は日本武道館なので
その周辺の観光ですね。
その模様をざっくりご紹介しましょう。

まずは昼食
かんだやぶそば
からスタート

言わずと知れた蕎麦の老舗です。

やぶそば、感動的な美味さです

続いて
靖国神社参拝と遊就館の見学です。

靖国の大鳥居
境内のこの桜が咲くと開花宣言となります
遊就館ではいつもの零戦がお出迎え

ここまでで夕方になっちゃいます。
遊就館は、意外とニュートラルな視点で日本の歴史を学べます。
みっちり見て回ると1日かかるでしょうね。
案の定、今回も見切れずに最後は早足。

靖国は、かつて国内外の戦いで
命を落とした方々を祀る神社です。
色々見方はあると思うけど
闘いで命を落とすというのは
何かを守るためであって
その霊に感謝してを敬う
というのは当然のことでしょう。

でも、こういう施設は
大抵の国にあるもので
別に珍しいものではない
と思いますけどね。

隣接の遊就館では
「何でこれを
歴史の授業で教えないの?」
という内容が満載です。

最後は神楽坂の割烹で豪華な食事会。
これは、いつか彼らがこういう世界に
戻って来られるように
という意味を込めています。
将来、彼らがこういう席を
設けたりする際にも
役に立つでしょう。

何年かかるか分かりませんけどね。

という感じで、1日が終了しました。

いよいよ明日は日本武道館で卒業式です。

卒業式を前に思うこと

1年なんてあっという間で
今年も卒業式が近付いてきました。

昨年は
日本武道館がオリンピックに向けて改装中で
国技館での卒業式を予定していましたが
コロナ禍の影響にて中止となりました。

今年は改修後の武道館での実施です。

当研究室のメンバーには
可能な限り社会に出て役立つように
やり方とか考え方を伝えるようにしています。

私が現場にいたのは20年近く前ですが
可能な限り時代が変わっても共通の
本質的な部分を学生達には
伝えるようにしているつもりです。

しかし必ずしもそれが正解というわけでは無いでしょうし
どれだけ実戦の現場で役に立つかは分かりませんが
何も知らずに社会に出るよりはマシでしょう。
何か基準を持っていれば
それをベースに改善できますから。

研究室を立ち上げた初期の頃は
試行錯誤の初期段階で
とにかくその時に正しいと思ったことを
ひたすらやってきた気がします。

今思えば
当初はかなり無理で無茶なことを
当たり前のようにやっていた気がします。
いや、今でもやってるかもしれない。

でもそんな中で
必死に頑張る学生達が発揮するパフォーマンスに
「あぁ、学生ってここまでできるんだ」
と感動して
そんな彼らから学ぶことは多くて
そのおかげで
今までやってこられているのは間違いありません。

初期の頃の学生達が
基礎を気付いてくれたのは間違い無いですが
それに続く学生達も
新たな可能性を示し続けてくれています。

今でも研究室の試行錯誤は続いていて
常に色々なことを変えています。
これには最終形や完成形なんて無いと思っています。

そもそも完成させようなんて思っていなくて
常に変え続けることが重要だと思っている節もありますが。

学生は4年間で次々に入れ替わってしまいます。
そしてそれは
こんな活動をしているとあっという間です。

この経験が彼らにとって
どれだけのものになるのかは分かりませんが
少しでも意義のある時間であったことを願っています。