2025種子島遠征 6日目

今日はいよいよ機体の投下です。
が、天気は雨。

8時の現地集合に向けて、ちょっと早めの7時30分に宿出ます。
ちなみに種子島の日の出は6時34分で、鳩山キャンパスより30分くらい遅いのですね。

現地に着きましたが…
雨です。

競技は10分遅れで9時10分からスタート。
その後も雨は降ったり止んだり。

機体はこのクレーンから機体を投下します。

パラシュートで降下した機体は、着地後にパラシュートを切り離して自律走行でゴールに向かい、ゴールのパイロンまでの到達距離を競います。

走行するフィールドはこんな感じ。
画像の右の方に赤いパイロンがあるのですが、降下地点からそこまで走行します。
ざっと200〜300mといったところでしょうか。

全国から集まった多くの参加者を限られた日程で処理するためには、雨でもなかなか中断というわけにはいかないでしょう。
とはいえ、多くの機体は電子基板むき出しだったりするので、この天気は気になるでしょうね。

コータローは雨の中でテスト走行。

当チームの機体はカーボンファイバーのボディで覆われているので、多少の雨では問題ありません。
今のところ順調です。
機体はかなり直線的にゴールに接近します。

そうこうしている間にも、風も雨も強くなってきます。

そしていよいよ当チームの投下順がきました。
まずは機体重量が規定値内に収まっていることを確認したら、キャリアと呼ばれる円筒形投下装置に機体を収納して、主催者がクレーンで上空に吊り上げます。

そしてカウントダウン後に放出、となるはずだったのですが…

キャリアを上昇させて、風が弱くなるのを数十分待ったのですが、弱くなるばかりか、逆により強くなってきました。

残念ながら本日の競技はここで中断。
我々の投下は明日の朝9時10分に変更になりました。

この荒天の中、会場には多くの参加者が残っていたので、ぜひ彼らに高速走行のゴール到達をみて欲しかったのですが仕方ありません。

きっと明日こそコータローが良いところを見せてくれるでしょう。
乞うご期待!

2025種子島遠征 5日目

今日は開会式と技術発表会です。

9時からの開会式を終えたら、早速技術発表会が始まったのですが、我々の発表は午後2時50分からなので、テスト走行のためにいつものゲートボール場へ。

どうも調子がおかしい。
モーターの回転が上がりません。
ひとまず宿へ帰って確認します。

コータロー、困ってます。
何が原因か見当が付きません。
果たしてプログラムなのか、それともモーターなのか…。

色々チェックした結果、どうやらモーターが怪しいようです。
とりあえず交換してみます。

何とか正常に動作しました。

では、時間が来たので技術発表会でプレゼンです。

強靭な機体と、昨年比で50%アップしたスピードをアピールして会場を沸かせていました。
そこそこ受けは良かったのではないかな。

では、発表も済んだことだし、JAXAの敷地でテスト走行をしてみましょうか。

GPS誘導によるゴール接近はまあまあ良好なのだけど、ディープラーニングの画像認識によるゴールコーンのタッチまでは至らず。
さぁ、どうするコータロー。

明日はいよいよ投下・走行の本番です。
朝7時には現地入りしますが、投下開始は9時。
我々の投下順はかなり最後の方なので、午後3時前後くらいになるのはないかと予想しています。

2025種子島遠征 4日目

いよいよ今日から大会スタート。

なのですが、まずはテスト走行をしてみましょう。
宿の近所にゲートボール場を見付けたので行ってみます。
10時で気温は11度。風もあって結構寒いです。
奥の方には桜が咲いてますが、もう終わりかけてます。

機体に電源投入直後はGPSの信号を掴むのに時間がかかります。

…が、あまりに遅すぎる。
これはGPSモジュール周辺に異常がありそうです。
一度宿に戻って確認することにしましょう。

午後2時に受付開始なので、ちょっと前に現地到着。
場所は南種子町の農業者トレーニングセンター。宿からクルマで数分のところにあります。

まずは受付を済ませましょう。

続いて受付のすぐ隣で機体審査。

ってな感じで、あっという間に今日のイベントスケジュールは終了したので、宿に戻って機体の仕上げをしたら、またゲートボール場に行きましょう。

今回は問題無し。
むしりゴールへの接近精度は向上しています。

コータローいわく、ネバダのARLISSの時の仕様に対して、制御を高速走行に特化したとのこと。
なるほどね。

さて、明日は開会式と技術発表会でのプレゼンテーションです。