後悔の無くし方

チャレンジすると失敗は付きものなわけだけど
「失敗」という名の結果というか
過ぎた過去の出来事に対する処理が結構大事なのだろうな
と思ったりしています。

というのも
過去の経験に対して
全く後悔がない人なんて
そうそういないと思うのですが

それらに対して
どんな風に思いを巡らせるのか
そこが重要ではないかとふと思ったのです。

大抵、後悔するのって
「やらなきゃよかった」
もしくは
「こうしておけばよかった」とか
「もっとうまくできたはず」
だと思います。

前者の「やらなきゃよかった」
は修正できないのですよね。
それに対してどんなに思い悩んでも
それは時間の無駄なのです。

でも後者の
「こうしておけばよかった」とか
「もっとうまくできたはず」は
それで終わりではなく
「次はこうしよう」
に繋ぐことができます。

過去は変えられないけど
改善のループに乗せられるわけで
それがうまく行けば
その件に関しては後悔は残りません。

チャレンジする限り
失敗という経験からは逃れられないわけで
逃れる唯一の方法は
チャレンジをやめてしまうこと

でもそれは
成長を止めてしまうこととイコールなわけで

チャレンジを妨げる要因をいかに無くしていくか
そんな工夫も大事だったりするよね
と思った次第です。

2022年度卒業式

今年も例によって日本武道館で卒業式です。

そもそも日本武道館がここにできる前、この場所には近衛師団の宿舎があったと我が大学を引退された先生から聞きました。
そして東京電機大学は、その宿舎を学生寮として使っていたそうです。
なんか凄いですね。
今やそんなことを知っている学内関係者は誰もいないでしょう。

今年の卒業生達も、めでたく全員が車両関係のエンジニアとして巣立っていきます。
自動車に限らず鉄道車両だったりする者もいますが、そんな風に新たな領域を切り開いてくれるのは嬉しいものです。

さて、彼らはどんな活躍をしてくれるのでしょうね。
楽しみです。

卒業式前日 2023年 卒業記念行事

今日は当研究室恒例の卒業式前日に行う卒業記念行事でした。
毎年内容はほぼ一緒です。

昼は神田の「やぶそば」からスタート。
明治13年創業で、言わずと知れた蕎麦の老舗です。

その後は九段に移動して、靖国神社を参拝して遊就館の見学。

遊就館は閉館時間いっぱいまで見学するのが恒例なのですが
この時間に見る夕日をバックにした零戦が、もの悲しくも美しかったりします。
もののあわれを感じるとは、こういうことでしょうか。

そして夜は神田に戻って
明治30年創業の鳥すきやき「ぼたん」で会食。
建物自体は昭和初期のものだそうです。

今回も例年通り、佐野彰一先生にお越し頂きました。相変わらずお元気で何よりです。
毎年思うのですが、日本初のF1マシンの設計者と話ができるなんて幸運ですよね。
ちなみに我々の自動車工学研究室は、13年前に佐野先生から引き継いだものです。
卒業生達は、佐野研究室と小平研究室の別なく交流しています。

今回も九段のビジネスホテルに泊まって、明日の日本武道館での卒業式に臨みます。