「こうしたい」で世界は決まる

考え方や思い
これらが行動に繋がるのは当然のこと。
それが強い思いであるならなおのこと。

そして
行動が何かしらの結果に繋がるのは当然です。
それが大きな努力であるならなおのこと。

なので
望む「結果」に対して「こうしたい」
と思うことで結果が決まる
という言い方もできるかと思います。

もっとも
どの程度の思いかで
結果が大きく変わってくるのは当然ですが。

人生は信じる通りになる
と言う人
世界は思い通りになる
と言う人もいます。
ある意味その通りと言えるでしょう。

でも中には

思っただけで世界が変わったら苦労しない
のようなことを言う人もいます。

精神論じゃ何も変わらない
とか。

こういう人の言うことは聞く必要はありません。
大抵そんなことを言うのは
やらないための言い訳だったり
他人にそれをやられると
自分の無力さや怠惰が露呈してしまうので
足を引っ張っているだけです。

何より
そういったネガティブな主張で
他に影響を与えようとすること自体
何の役にも立っていません。

何もそういう出来事があったので
腹を立ててこの記事を書いているわけではないのです。
周囲にそういう人はあまりいないので。
というわけで
ネガティブ方面はこのくらいにしておきましょう。

大事なのは
「こうしたい」
という思いの強さだという話です。

たった5文字のワードですが
これはビジョンの実現に対する欲求を表しているんですね。

人生は朝起きてから寝るまで
生まれてから死ぬまで
選択の連続です。

それぞれの選択において一々
「こうしたい」
という意思を入れ込んでいけば
それが行動に影響を与えていくので
何事もうまくいくでしょう。

何か勝負に賭けているのなら
「勝つために」
でもいいですね。

一々そんなことを繰り返していけば
徐々に着実に望むゴールに近付くのは当然です。

もう一回言いましょうか

当然です!

それこそ
それによって世界が変わっていくはずです。

自身、まだまだ未熟ではあるのですが
過去の経験からこんなふうに考えています。

結構思った通りになるもんだよ。

多くの人は、途中で「思う」ことをやめてしまうんですよね。
でも、君にはこんなふうに考えてやってみて欲しい。
在学期間の数年なんてあっという間です。
数年後には驚くような結果が待っているはずです。

コミュニケーションの問題

学生のコミュニケーション能力の低下が問題だ
と言われ始めてずいぶん経ちます。

これに対して
ゲームとかネットとか
そういうものが原因だと
そんなことも言われてます。

誰に言われてるかというと
そりゃもう年長者からですよ。

でもね、そんなもんのせいにするな
と言いたいですよ。
ネットだってゲームだって
それ自体作ったのも環境作ったのも年長者じゃん!って。

それに、若年者ばかりがそういう能力が低い
という言い方も問題あると思います。

年長者のコミュニケーション能力だって低下しているのではないでしょうか。
私自身、自覚があります。
「あぁ、低下していますとも!」
と言えるくらい。

「そんなのお前だけだ!」
といわれたら身も蓋もありませんが。

でもね、便利な世の中ってそういうものでしょう?
面倒なコミュニケーション取らなくても
色々できるってことですもんね。

そのトレードオフとしてのコミュニケーション能力の低下
ってことになっているのではないかと思っています。

で、問題は
コミュニケーション能力が低下しているということ自体ではなく
どうやってこれを良くしていくんだい?
ということです。

外発的に「こうせい!」と言ったところで
一時的には何とかなったりするかもしれませんが
本質的には解決しないでしょうね。

やはり、何かしらの内発的な欲求を伴ったことで
変えていけると良いと思うのです。

夢工房の活動でも問題は見えています。

チームで何かやっているとき
同じ仕事をしている仲間が
チームが目指しているゴールから逸れている行動をしているとき
それを指摘できるか?
(それが見えているか、ということも含めて)

これ、彼らにしてみると結構難しいんです。

だって小さい頃から

間違うな
失敗するな
お友達とは仲良く

という要件に従ってやってきたんですから
意見を戦わせて
仲間とぶつかりながら
洗練されていって
ゴールを目指す
なんてのは難しいんでしょうね。

特に学生の場合
基本的な関係が「お友達」ですから
意見がぶつかるとかってのは嫌われちゃいそうで
なかなかできないようですね。

勝つのか!?
仲良くしたいのか!?
と選択に迷うようでは
本当の仲間になんてなれないと思います。

チームで大きな目標に到達するのであれば
そんなこと言ってる場合じゃないんですが
そういう習慣でやってきて
何とかする機会が無かったのだから仕方ない。

…仕方なくない!

子曰く
君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず

ってありますが
まさにそれです。

これを何とかして
デッカいゴールに到達しましょう!そうしましょう!

これを何とかして
勝利に一歩近付くのだ!

夢工房には
社会に出る前に最近の学生の多くが経験したことがない
人間関係を構築するチャンスがあります。
社会人にとっては当たり前な人間関係ですが
今や多くの大学ではそういう経験をするチャンスが
無くなっているのでしょうね。

我々はやりますよ。

ビギナーにはビギナーのやり方

好きなことをやっているか
やっていることを好きになる努力や工夫をしているか
というのは大事です。

というのも
何をやるにしても
嫌々やっていると奴隷的なマインドになるものです。
そんな状態で
うまくいくわけはないし
面白いわけもないでしょう。
もちろん本人だけでなく
周囲だって同様ですよね。

で、重要なのは
何をやるか?
どのようにやるか?
ということになるのですが
皆がやっていることや方法だったり
既存のもの・ことである必要はないわけです。
まして、人から言われたものである必要もありません。

どこかで
弁護士とフリーターを比べた話を聞いた覚えがあります。

弁護士だって、嫌々やっていれば奴隷的な仕事になるし
フリーターだって、本当にやりたいことをやっているならライフワークになる

という話でした。

確かにその通りだと思います。

結局、「何のために」それをやっているのか
という所が重要なのですね。

即ち、戦略とかビジョンとかの
上位概念が重要だよ
ということになるのでしょうけど
こういう話しをすると
具体的で明確で実現可能性が…
なんてことになりがちです。

なので、まずは考えて
明確になるまで考えて
失敗しないように考えて
…時間切れになるのです。
そりゃいかん。

いいんですよ
まず言ってみて、すぐにやってみましょう。

若いうちは
そもそも経験が少ないので
戦略立案のための見積もりができないものなのです。
それに上位概念なんてのは曖昧で抽象的なものですしね。

なので、ちょっと考えたらやってみて
将来の地図なんて、何度も描き変えたらいいんです。

でも、ゴールはそのままに経路を考える
という感じにできると良いですね。

しっかり戦略を練って
ズバッと一発で決める
なんてのは
老練なプロのやり方です。

そうなるためにも
若いうちは経験の数を増やしながら
戦略を練ったら良いのではないかな
と思うのです。