2025種子島遠征 8日目

今日は講演会とワークショップの日です。
講演会ではロケットのエンジン開発に関する話と、ワークショップでは模擬惑星探査機の開発における失敗の経験についてのディスカッションをしたそうです。
コータローはそれらに参加し、その間私は雑用。

昼前に今日のイベントは終了しました。これにてイベントのスケジュールは全て完了です。
その後は、会場の目の前にあるトンミー市場に行ってみました。
ここは地元の農産物やお土産が豊富に置いてあります。
しかも決して高くはない。

その後、毎年行くお好み焼き屋さんに行って昼食。

実は昨日の昼にも行ったのですが、今まで毎食コンビニだったので、二日連続でも全く気になりません。

で、その後どうする?
と言う話になったのですが、毎年来ている種子島、実は定番の観光資源は限られており、コータローも特にアイデアが出ません。

そんな時は鉄砲館ですね。毎年行ってますが。
島の西方の西之表市にある種子島の文化や鉄砲の歴史を展示している博物館です。
ここは何度来ても飽きません。

その後は、近くの西之表港のフェリーターミナルを散策したりしました。

でも、何か手持ち無沙汰になったので、宿のある南種子町に帰ってお終いです。

明日は、本日休館だったJAXAの種子島宇宙センターにある宇宙科学技術館に行ってみましょう。

2025種子島遠征 7日目

昨日は荒天で順延となりましたが、今日こそ機体投下します。

朝7時に会場入り。
今日も風は強いですが、雨は降っていません。

早速、今日のゴール位置に合わせてセッティング。

今日は朝一番での投下。時間は9時10分です。

クレーンで吊り上げて投下。
昨日は30mでしたが、今日は強風のため20mです。

時間通りに投下。
着地後は圧倒的なスピードでゴールまで一直線に走行。予定通りの動きです。
会場のどよめきの中、44秒でゴール。距離は0.66m。
他のチームはゴールまで4分くらいかかっているので、驚異的なスピードです。

最終的な結果はゴール到達時間と距離で算出されるので、表彰式までのお楽しみ。
さて、どうなることやら。

というわけで表彰式&懇親会です。
会場は表彰式をやった農業者トレーニングセンターです。

今回の参加者は、総勢400名くらいだったかな。
かなりの人数です。

で、肝心の当チームの成績ですが、惜しくも3位でした。
今回我々が参加したクラスは44チームの参加があり、そのうちゴールしたのが5チーム。そしてその全てがゴールの1m圏内という接戦でした。

上位3チームで記念撮影してみました。
左は我らがコータロー。中央の女性とお隣は今回優勝したSuper NOVA。このところ日米の大会を総ナメにしています。
そして右端は家族3人で参加のチームT.E.A.。小学1年生のお嬢さんが制御プログラムを書いてるそうです。なんと初参加で2位!

懇親会では多くの参加者が我々の機体に興味を示してくれました。ありがたいことです。

これにて競技日程は終了しました。
明日は講演会の聴講とワークショップへの参加です。

2025種子島遠征 6日目

今日はいよいよ機体の投下です。
が、天気は雨。

8時の現地集合に向けて、ちょっと早めの7時30分に宿出ます。
ちなみに種子島の日の出は6時34分で、鳩山キャンパスより30分くらい遅いのですね。

現地に着きましたが…
雨です。

競技は10分遅れで9時10分からスタート。
その後も雨は降ったり止んだり。

機体はこのクレーンから機体を投下します。

パラシュートで降下した機体は、着地後にパラシュートを切り離して自律走行でゴールに向かい、ゴールのパイロンまでの到達距離を競います。

走行するフィールドはこんな感じ。
画像の右の方に赤いパイロンがあるのですが、降下地点からそこまで走行します。
ざっと200〜300mといったところでしょうか。

全国から集まった多くの参加者を限られた日程で処理するためには、雨でもなかなか中断というわけにはいかないでしょう。
とはいえ、多くの機体は電子基板むき出しだったりするので、この天気は気になるでしょうね。

コータローは雨の中でテスト走行。

当チームの機体はカーボンファイバーのボディで覆われているので、多少の雨では問題ありません。
今のところ順調です。
機体はかなり直線的にゴールに接近します。

そうこうしている間にも、風も雨も強くなってきます。

そしていよいよ当チームの投下順がきました。
まずは機体重量が規定値内に収まっていることを確認したら、キャリアと呼ばれる円筒形投下装置に機体を収納して、主催者がクレーンで上空に吊り上げます。

そしてカウントダウン後に放出、となるはずだったのですが…

キャリアを上昇させて、風が弱くなるのを数十分待ったのですが、弱くなるばかりか、逆により強くなってきました。

残念ながら本日の競技はここで中断。
我々の投下は明日の朝9時10分に変更になりました。

この荒天の中、会場には多くの参加者が残っていたので、ぜひ彼らに高速走行のゴール到達を見て欲しかったのですが仕方ありません。

きっと明日こそコータローが良いところを見せてくれるでしょう。
乞うご期待!