自分の力で面白くしよう

会社に入って仕事をすると
アサインされた
つまり命じられた仕事をすることが中心となるわけですが
その7割くらいは面白くなさそうな仕事だったりします。

希望通りの会社に入っても恐らくそんなものです。
ガッカリですか?

まぁそもそも
新人が入社早々バリバリできるわけもないので
誰でも最初はそんなものかもしれませんが

「言われたことをやる」という思いでやっていると
いつになってもそのままだったりするかもしれません。

大事なことは

  • 単に言われたことをやるのが仕事だと思っているか
  • アサインされた仕事を自分のものにしていくか

という二択があるということです。
どちらを取ろうと自由です。

冒頭に言った7割くらいの面白くなさそうな仕事は
事務的なルーチンワークだったり
メインストリームに乗らない仕事だったり
そんなところなのですが

でも、そのほとんどは
自分の工夫で面白くすることができると思っています。
経験上そう思います。

なので、正直なところを言わせてもらえば

どんなに理想的な会社に勤めても
仕事はつまらないままだったりしますし

どんなに冴えない会社に入っても
仕事が面白くなったりもします。

良くありがちなのは
安定した生活をしたいので
有名な一部上場の会社に入ったけど
仕事が面白くなくて
かつキツイので辞めた
とか。

そもそも、業績の良い会社は
なぜ業績が良いのか考えるべきでしたね。

入っちゃって受動的に言われたことをやってれば
いい給料もらえるだろ
なんて思ったのなら残念でした。

逆に
入社時には周囲が心配するような業界や会社でも
自発的に頑張っていれば
仕事が面白くなって業績が伸びる
なんてこともありますしね。

そういう意味でも好きなことをやる
というのは大事なことなのですね。

同じじゃない方がいいのです

昨日の記事
別に自分をジャッジする人のために生きているわけではないでしょう?
と書きました。

でもこれ、結構難しいかもしれませんよね。

学校の成績や組織における評価など
自分に対する評価は外的なものです。

これを無視すると
学校を卒業できないとか
会社で昇給しないとか
そんなことになりかねません。

極端なことを言うとそんな感じですが
学校でも会社でも
最低限やるべき事はやる必要があるわけで
それはやりましょう。

ここで言いたいのは
評価のものさしを100%まで満たすことに全力を使い切っちゃうのではなく
何か尖ったものや振り切ったものを持ったり
自分のこだわりや感性に従うのもアリですよ
ってことなのです。

これは自分の生きる上での戦略ということになるでしょう。
でも、そうなってはじめて自分の人生になる気がします。

だって、人の評価指針だけに沿って行動していたら
それのどこが自分の人生なのでしょうね。

そうなると
多くの人が当たり前のようにやっていることではなく
自分が信じていることを自分が信じているやり方でやる
ということになるのでしょうけど

これは程度によって
どういうフィールドで動くべきかが決まると思います。

徹底的に行くなら組織ではやっていけないかもしれません。

でも、やりたいことに大きなリソースが必要なら
その方向性にあった組織を探して
その中で動く必要があるでしょうね。
言ってみれば妥協でしょうけど
カッコイイ言い方をするなら
トレードオフってことになります。

また、すでに組織に属しているなら
仕事を自分のモノにしていくのがいいでしょうね。
努力や工夫によって価値を高めていく
といったようなことになるでしょう。

もちろんどんなフィールドで
どんなやり方をするにせよ
自分のものさしを持って(作って)
仕事は自己満足にならずに外に向いている
その辺は大事でしょうね。

皆が同じようなことをやる

学校ではそれでもいいのかもしれません。
(全く面白くないけど)
でも、社会でそれをやっちゃったら
一体誰が喜ぶのでしょうね。

…ということは
社会に出る準備としての学校だって
同じ事ばかりじゃダメなわけですけどね。

良い仕事をするためには

基本的には
自分のやりたいことと
仕事の内容が一致する
これが仕事選びで重視すべきことだと思います。

しかし、実際に仕事をしてみると
当初想像もしなかった環境であったり
希望とは異なる仕事の内容だったり
人間関係が難しかったりもします。

長期の休みに入ると卒業生が夢工房に遊びに来てくれます。
今日も結構な数の卒業生が次々に来てくれて
色んな話を聞かせてくれました。

うまくいっていたり
色々と課題を持っていたり
まぁ色々なわけですが

仕事の内容について言えば
合ってるとか合っていないとか
面白いとか面白くないとか
細かいところを見ればキリがないのですが

大事なことの一つに
自分がどれだけ面白くしようとしているのか
というのが重要なのだよなぁと思いました。

仕事が面白いとか面白くないとかを
会社や部署や他人のせいにしてしまったら
それはもう自分では解決できないわけで

そうなっちゃったら
自分はもうやることはないわけですよ。
それで何かが面白くなるわけはないし。

反対に
自分が何かを変えられると思ってやっているのであれば
やり甲斐も生まれるし
その成果で誰かがハッピーになってくれて
結果としては自身の価値が高まるのだよなぁ
なんて思います。

困難な状況、困難な仕事で
卒業生達も磨かれているなぁ
と思った一日でした。

追伸:
色んな業界で頑張る卒業生達からの話を聞いて
それらをつなぎ合わせてみると
業界の動向どころか
世の中の流れが何となく見えてきて
私は大変満足です。