雨のレースから学ぶ

以前、雨のレースが好きだというお話をさせてもらいました。
比較的、雨のレースでは成績を出せていたのです。
まぁ、得意ということですね。

それはなぜでしょう?

一つの理由として
オフロードレースのキャリアが長かったので
タイヤが滑ることに対する恐怖感が
そもそも少ないというのはあると思います。

とはいえ
タイヤが2個しかないバイクで
それなりのスピードでサーキットを走るのだから
滑りやすい雨のレースはリスクが高くなるわけです。
1回でもコケたらレースは終わりですしね。
濡れて寒くて不快だし。

レースは乗るマシンと
それをコントロールする人間のパフォーマンス
両方の結果が現れます。

雨のレースだと路面に伝達できるパワーの限界が低くなるので
乗る側のパフォーマンスがより重要になってきます。
肉体的なパフォーマンスとライディングスキル
この2つはいかんともしがたいのですが
精神的なパフォーマンスが結構効いてきます。

なぜかというと
人が発揮するパフォーマンスの根源に
精神的なパフォーマンスがあるからです。

式にすると
結果=マシンのパフォーマンス+(肉体的なパフォーマンス+ライディングスキル)×精神的なパフォーマンス
といった感じでしょうか。

精神的なパフォーマンスが低いと
肉体的なパフォーマンスも
ライディングスキルも発揮できなくなってしまう
というところがポイントです。

これをどうしたら良いか

簡単に言うと
別に雨を嫌う必要ないじゃん
ということです。

雨のレースは
雨が降っているのを見たときの
最初の印象で決まってしまう気がします。

「雨か、嫌だなぁ」
多くはそう思うでしょう。
当然のように。

でも
「嫌だなぁ」
という精神状態で
ベストなパフォーマンスが発揮できるでしょうか?

できないということは皆知っているでしょうけど
それも仕方ない
と思っていますよね。
いや、無意識だから
思ってもいないかもしれません。
「仕方ない」と自動的に受けれ入れてしまっている
と言ったほうがいいかもしれませんね。

そう
多くは「無意識」で「受け入れて」しまっているのです。

なので
雨によるパフォーマンスの低下をどうにもできない。
なんせ
すでに無意識で受け入れてしまっているのですから。
コントロールしたい対象が
自分の手の届かない
無意識の領域に行ってしまっているのです。

この解決方法はただ一つ
そもそも雨が嫌いではなくなることです。

雨の練習を増やすのはもちろん効果的ですが
勘違いでもいいので
「雨が好きだ」
と思い込むことです。

今まで無意識下にあって
自分でコントロールできなかったものを
意識的に変えてしまう。
これが結構効いてきます。

多くの場合
「嫌なものは嫌」
として
自分の意識から遠ざけてしまい
手の触れられない存在にしてしまいます。

でも、そこに重要な何かがあった場合
自分ではどうにもできなくなる
ということでもあります。

逆に
自分の無意識領域をコントロールできると
色々なことができたり分かったりする
ということですね。

こういうことが自由自在にできると良いのでしょうけど
なかなか難しいですね。

機会があったら続編を書いてみますね。

あけましておめでとうございます

いよいよ2021年がスタートしました。

皆さんは何か新年の志を立てましたか?

今年はコロナ禍が収束するでしょうから
その際に色々なことが一気に動き出し
様々な変化を迎えることでしょう。

とはいえ
何を準備したら良いものやら。

そんな時に取るべき姿勢は

考えすぎずにポジティブな思考ですぐやる

これに尽きるのではないでしょうか。
これをグルグルやっていれば
きっと何か見えてきますよ。

どうせ誰も
何をどうしたら良いかなんて
わからないですよ。

だったらタマ数を増やして撃ちまくる
感触を掴んだり
流れを作ってしまう
これで良いんじゃないでしょうか。

どうせ多くは
どうしたら良いか分からずに
足を止めてしまいます。
そこがチャンスです!

やるかやらないか
なら、やる

楽なもの大変なもの
なら、大変なもの

こういうのって
判断する時に迷ったら負けです。

さぁ、できるかな?

…自分がね。

今年もお世話になりました

いよいよ令和2年が終わろうとしています。
皆さん、今年はコロナ禍で大変でしたか?
私はあまり大変だったという記憶がないのです。
記憶力が悪いのか(笑)
記憶喪失か(笑)

記憶喪失と言えば!
皆さん、記憶喪失になったことありますか?
私はあります。

オフロードバイクの練習をしていて
転倒して岩に頭をぶつけて気絶したようです。
その後、しばらく記憶喪失になりました。

自分がなぜ、どこにいるのか分からなくなりました。
走り慣れているはずのコースの出口すら分からなくなって
捜索に来た仲間に先導してもらってピットに帰り
しばらく何も思い出せなくて困っていました。

一番困ったことは何だと思います?

自分の仕事が思い出せなかったことです(笑)
そこで仕事!?

幸いにして1時間もしないうちに
記憶は徐々に戻ってきました。
でもこの一件で脳細胞が大量に破壊されて
馬鹿野郎になってしまったのでしょうね。

おっと脱線しましたね。

今年は例年と大きく違っていたことは
重々分かってはいますが
まぁ、こんなもんだよね
という感じでした。
身近なところで大変なことが起きなかったので
こんなお気楽なことを言っていられるのでしょうね。

あと、あまり困難を困難として
記憶しないたちなのだと思います。
懲りない馬鹿野郎とも言います。
悪いことや辛かったことにフォーカスして
くよくよしてもしょうがないですもんね。
過去のことが変わるわけでなし。
過ぎたことは過ぎたこととして
経験として未来に活かせばいいわけで
「で、どうすんだ?」
が重要だと思ってます。

でも
過去にとらわれてしまいがちな人は
ぜひ覚えておいてください。
くよくよ考えるのは
思いのほかエネルギーを使って
自身を疲弊させます。

前にも書きましたが
あなたの脳みそはカロリー消費マシーンです。
そのエネルギーを未来に向けて使いましょう。
きっと素敵なことがおきますよ。

くよくよ考えたらダイエットになるか?
なるかもしれませんが
不健康なのでやめましょう。

そんなこと簡単にできたら苦労しないって?
その通りですね。
でも、簡単かどうかはともかく
いつかはなんとかなると思います。
そしてそこに価値がある!

それはそうと
この1年の感覚は変でしたね。
何か早かったような
ずいぶん長い時間が経ってしまったような
色々あったような
特に何もなかったような

でも、視野を広げて色々と考える良いきっかけにはなりました。
現時点では頭の中に
グシャグシャな知識がゴロゴロ転がっているような状態なので
本格的に考えて行動するのは来年から
…と言いたいところですが
頭で考えていることは
すでに行動していることの一端になっている
と思っているので
来年はきっと色々と形になっていくと思います。

皆様
今年一年大変お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
良い新年をお迎えください。