当たり前の話なのですが
仕事は人のためにするから価値があるわけで
その辺を学生に理解して欲しいな
と思ってはいますが
若い人には理解しにくいことの
一つなのかもしれません。
でもいいのです。
そんなことは色々やっていく中で経験して
気付きを得ればいいでしょう。
コンペティションで勝ちたいなら
単純に「やってみたい」
「勝つためなら何でもアリ」
で良いと思うのです。
興味や優位性、独自性は大事ですから。
学生のうちは
特に初動においては
まずはそのような価値観で動いて良いと思います。
大抵は視野が狭くて
ピンポイントなところに魅力を感じたりするわけで
内的な欲求や私的な成果のために何かをやろうとするわけで
それが入り口でも良いと思います。
経験が不十分で視野が広がっていないうちから
「他のために」というのは理解できないでしょうから。
それを理解してからものごとに取り掛かる
ということができれば良いかというと
そうでもありません。
狭い視野で我欲に突き動かされて
失敗して行き詰まって
そこで得られる気付きというのは
単に人から教わるのとは重みが違います。
失敗や行き詰まり
それを克服すること自体が成長ですから。
いっぱいものごとを知るのが成長ではないのです。
なので、「まずやる」「ダメなら変える」
くらいで良いのだと思います。
というか、それがベストです。
最初は内的で私的であっても
続けていくうちに
それでは継続できず
成果を出せず
自分達を支えてくれているもののために
成果を出すべきだと気付く。
これが学びで成長だと思います。
そして成長していって
最終的にどこに向く必要があるかというと
社会に向かなければならない。
社会のためにならなければ
それらは価値を持たないし
そもそも公益がないものは持続不可能ですから。
というわけで
最初からパーフェクトである必要はないし
むしろそうあるべきではないのかもしれません。
最初から考えすぎると動けなくなるし
間違った考えで動いてしまって
それに気付くのも学びだから
どんどんやって
転んで立ち上がって
ジタバタすればいいのですよ。