まずダメなところを直さなければ
それも大事なことですが
それが全てでは無い
というお話しです。
でも、日本人はそう考えがちですけどね。
それを「真面目」と言い、尊重したりするでしょう。
マイナスを無くしたらゼロで
ネガティブがなくなったらニュートラルで
悲しくなければ嬉しいわけではありません。
マイナスやネガティブを無くしても
決してプラスにはならない。
でもどうやら、マイナスを徹底的に無くして
それからプラス側を積み上げるのだ
みたいなアプローチを取るのが大好きなようです。
というか、そのようにすべき
という教育を受けてきていたり
そんな同調圧力があったり
そんなことが原因で
こんなことになっているのかもしれません。
まぁ、そもそもは
人様に迷惑かけないように
ということで
道徳的な住みやすい世の中をつくるために
重要なことの一つだったのでしょうけど
いつの間にやら行きすぎちゃって
とにかくマイナスを無くさなきゃ
みたいなことになって
物事のネガティブな側面にばかりに
注目するようになってしまったのかな。
怒られたくないとか
指摘されたくないとか
吊し上げられたくないとか
そんな気持ちが…つまり恐怖を動機として
マイナスをゼロにする
なんてことを片っ端からやっていったら
それだけで疲れ果てて失速します。
そういうことができる人もいるとは思いますが
その辺はある程度妥協して
何かに特化して
プラス側への一点突破を狙ってみても良いと思います。
マイナスが無いことが成功ではなくて
ゼロを積み上げたら成功するわけでもありませんから。