夢工房の活動では
いわゆる「良い子」が結構苦労します。
そんなお話し。
良い子ってどんな子?
言われた通りに行動する
特に、言いつけを守るとか
余計なことはしない
そんな感じですかね。
つまり外部からのコントロールに従う
ということで、その精度が高ければ優秀?
こんな風に文字にすると
「それはどうなのかなぁ」
と思うでしょうけど、恐らくそういう子は、家でも学校でも褒められます。
なんたって、学校では言われたことができると100点ですからね。
自発性とか創造性なんて評価対象ではありません。
問題は、そういう良い子が最も嫌うのがリスクだということなんですよ。
外部からのコントロールによって動く
という行動原理が、そもそもリスク回避ではないだろうかと思うわけで、それが習慣になっていると、本人ですらなぜ自分がそういう行動を取るのかが良く分からなくて、コンペティションなんかやっていると当然うまくいかない訳です。
だって、良い子の世界の物差しで勝とうと思ったら、そりゃぁもう大変な世界だと思うのですよ。
当たり前のことを凄いレベルでできなきゃいけないってことでしょう?
リスク取らずに真っ向勝負するなら、そうせざるを得ないですから。
そうなっちゃうと、気の毒というか何というか…
好きなことをやっているのに、うまくいかないどころか、やる前から負けるの確定ですもの。
私なんかは、余計なことばかりやって怒られてばかりいるバカな子でしたし、そもそも納得もいかないことに盲目的に従う従順さを持ち合わせていませんでしたし、皆がやっていない方法で何とか面白くならないか、なんてことばかり考えていましたから、良い子のプレッシャーみたいなものとは無縁の人間なわけです。
彼らの気持ちは理解できるけど、どうしたものやら。
でもまぁ、結局のところ、他人が何か言ってどうにかなるものでも無くて、自力で変わるしかないのですけどね。
自分の現状に気付けたのなら、それはラッキーなんだと思います。
あとはチャレンジすれば良いだけですから。
頑張れ!頑張れ!