間違った「我慢」が多いのです

メンタル面で色々とアドバイスをくれる
ある先生が
「最近は何を我慢するかが間違ってるんだよ」
と言っていたのを思い出しました。

これ、言われた時にはピンとこなかったんだけど
今更ながら思い出して
その通りだなぁ
と思ってます。

これ、どういうことかというと

子供の頃って
誰しも欲しいものを我慢させられる
そんな経験があるでしょう?
大人から言われて。

そんなことばかり経験しているから
いつしか「我慢」ばかりして
欲しいものや、やりたいことがあっても
それを得るために行動しなくなってしまって
それが当たり前になってしまう。

技術が活かされるのは
クリエイティブな人間がアイデアを作っていく時なんだけど
そういう時って
達成感とか、喜びとか、充実感とか
そういったものに向かうための
ポジティブな感情を持っていないと無理なんですね。

で、「我慢する」ということは
その「ポジティブな感情」を起動するスイッチに対する
カバーみたいな役割になってしまっているんだけど
そんな状態になっていると
感情的にはネガティブな方向に行ってるんですね。
やりたいことを我慢してるのだから
当たり前ですが。

本来我慢すべきなのは
スイッチを押すのを我慢するってことじゃなくて
まずはスイッチを押してしまって
欲しいもの、やりたいことを得るために
どのような方法があるのかを考えて
そのために必要な行動を我慢してやる
できるまでやる
という「我慢」なんですね。

何とかこれを一周回してしまえば
ポジティブな感情をどうやったら得られるか
というのが分かる。

「我慢」の使い方が間違っていると
うまく行かないことがあると
「自分に向いてない」
とかなっちゃったりするんだけど
これは習慣化された間違った「我慢」が原因だぞ
というのが今回言いたかったお話し。

もちろん、これを何とかするには
本人の気付きが重要だけど
我慢しないことを受け入れる「器」も必要なわけで
チャンスなどを含めた環境ですね
その辺を何とかしていきたいものです。

やりたいことや思い付いたことを
バーン!とやっちゃうのって
結構大事なことなんです。

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