今日は早朝にリノからロサンゼルスに移動します。
宿を3時半に出て空港へ。
リノの空港は早朝でもかなり混むことがあるので要注意。特にセキュリティチェックが長蛇の列になります。今回も結構混んでました。
離陸したら日が昇って…
経由地のラスベガスに着きました。
ラスベガスにはピラミッドがあるんですよ。
そしてロサンゼルス。
曇ってます。
今まで通り、帰国便の関係でロスで一泊します。
我々は予算の都合上、朝にロスに着いて、帰国の便は翌朝という組み合わせになりがちなのです。
そうなると結構時間が余ります。そんな時は博物館でしょう!現物で勉強です。
今回は、ロサンゼルスから東に車で1時間ほど行ったチノというところにある飛行機の博物館Planes of Fameに行きました。
前回行ったのは2007年だったかな?Formula SAEのカリフォルニア大会の帰りに寄りました。実に17年ぶりの再訪ですね。
ここは飛行機好きにはたまらない、なかなかレアな機体が見られます。
例を挙げたらキリがありませんが、我々日本人にとっては、やはり零戦でしょう。
なんとここにある零戦52型は、世界で唯一現存するオリジナルのエンジンを搭載した飛行可能な機体なのです。
他にも、「え?なんでここにあるの?」と言いたくなるような機体が山ほどあります。
トップガン マーヴェリックに出てきたP-51もありましたよ。
これ、トム・クルーズの所有なんですって。
ほら、キャノピーの下に名前があるでしょう。
今回は、博物館の奥の方ににある、見学者は滅多に立ち寄らない小さな図書室に行ってみたところ、案の定、お客さんは誰一人いなかったのですが、司書のおばあさんと話が盛り上がってしまいました。
このおばあさん、第二次大戦時の軍用機にめっぽう詳しい。イラストの綺麗な代表的な軍用機を集めた本をめくりながら、色々と説明してもらったり、意見交換をしたりしていたら、とうとう本の最後まで話をしてしまいました。
「なんでドイツってテクノロジーは高度なのに、デザインがカッコ悪いのかしらね。
ほら見て、風防が四角いのよ。ひどいデザインね。
ほら、これも!これもよ!!」
ってな感じ。
なんでそんなに詳しいのか聞けば良かったなぁ。
あとは、古い機体のレストアをしているスタッフとの会話も楽しかった。
機体の外板にはどんな材質を使っているかとか、今や3Dプリンター製の部品も使うとか、計器類はeBayで入手することもあるとか。
このPlanes of Fameの件は、別に記事にしても良いくらいです。
というわけで、帰国前日はこんな風に過ごして、充実した一日でした。