旅の流儀

クルマで、バイクで、自転車で、徒歩で、飛行機で、船で、鉄道で…
と、色々な手段で旅行ができますが、皆さん自分なりの「流儀」があったりしませんか?
私はありますよ。
大体は人からの受け売りだったりするんですけどね。

今回乗ったフェリーであれば、快適に過ごすためのキーポイントがいくつかあります。
食、風呂、場合によっては洗濯、これらをどうこなすか。
特にバイクでツーリングする際にフェリーに乗る場合、疲れちゃってることが多いので、「待つ」とか「並ぶ」とかがキツイのです。それらをどうするか、というお話しです。

まず、乗船直後に荷を解いて、風呂です。
船の大浴場は混みます。なので、全員の乗船が完了する前に済ませてしまうのです。
船が離岸する前に、ってことになります。

フェリーの浴場は、大抵は海を眺められるようになっているので、多くの人は離岸して大海原を見ながら…となるでしょうけど、それでは遅いのです。
眺めは良いでしょうけど、混んでいるのではねぇ。浴室で素っ裸で洗い場の順番を待つってのは切ないです。

大きなフェリーの食事はブッフェ形式になっている事が多いですが、今回乗った西のさんふらわあ(東のさんふらわあは、大洗-苫小牧です)の場合は、年末年始だったせいもあったのでしょうけど結構混んでました。食券は自販機で発行されるのですが、レストランの入り口に2台しかないので混みます。長い列ができてしまいます。
なので、乗船直後に食券が買えるなら買っておく。
これで並ばずに済みます。

最後に洗濯です。
大きなフェリーには大抵洗濯機があります。
これも早めに使うことをお勧めします。もしくは深夜。
当然ながら先客がいる場合には、動作中の洗濯機の残り時間表示を見て出直すわけですが、同じことを考えている人は複数人いるわけで、なかなかうまくいきません。
「洗濯なんかしなきゃいいのでは?」というのはもっともなのですが、衣類を日数分持つのは結構荷物になるのです。

以上のフェリーでのノウハウは、ツーリング好きの友人から伝授されたものがほとんど。

あと、飛行機に乗るときのセキュリティチェックでは、事前に身に付けているものを片っ端から手荷物に放り込んでおくとか。
フライトまで時間的な余裕がない場合などは結構有効です。
ちなみに、これはお師匠様からの受け売りです。

こういうの、人によっては色々でしょうね。
私なんかは薄っぺらで大したことはないはずです。
だって、にわか旅人ですから。

結構あちこち行ってますが、趣味が「旅行」だなんて言えるレベルでは無いと思っています。
確かに旅行してるということになるのでしょうけど、なんか「これが趣味だ」と胸を張って言えるレベルじゃ無い気がするのです。

単に行きたいところに行って、やりたいことをやってるだけなので。
だいたい1Dayチャレンジなんて、単にバイクでチャレンジしているだけですから。

「趣味は旅行です!」という人と一度お話をして、見解を伺ってみたいものです。

年末年始 巡礼の旅 帰着

徳島を出たオーシャン東九フェリーは、11時30分に東京の有明港に着岸。
東京湾に入ってから着岸までが結構長く、2時間以上かかっていた気がします。
実際に距離が長いからなのか、安全のために減速しているのかは定かではありませんが。

東京湾からは富士山が見えました。

その後はフェリーターミナルの近所で燃料を給油して埼玉の自宅に向かうのですが、一度自宅を通り越して、箭弓神社にお参りを。
東松山市の箭弓神社は、この地域のお稲荷さんなのですが、歴史もあるし、拝殿も本殿も素晴らしい彫刻がされていたりします。規模としては一般的な部類だと思いますが、一見の価値はあると思いますよ。

その後、帰宅して荷物を整理したら大学へ。
学生達は3日から活動していますし、今日は卒業生が来ているので、新年のご挨拶です。

今回はフェリーの移動を中心にして陸路はサボったつもりなのですが、なんだかんだで1,125kmも走りました。
とはいえ、日数で割ったら大した距離ではないですね。

これにて宮崎の狭野神社への初詣というミッションはコンプリート。
2日かけて初詣に行って、2日かけて帰ってくるなんて、ちょっと馬鹿げているかもしれませんが、自分としては意味も意義もあるつもりだし、フェリーに4回も乗って満足できました。

年末年始 巡礼の旅 大阪から徳島へ

大阪港入港後は、有明行きのフェリーに乗るために徳島港に向かえば今日のタスクは完了。

徳島へ行くには、明石海峡大橋で淡路島、大鳴門橋から四国の徳島というルート…なのですが、あまりに時間に余裕があったので、仁徳天皇陵に行ってみました。

あまりに大きくて、何がなにやら分かりません。
朝早かったのでビジターセンターは開いておらず、とりあえず正面で参拝。
どうも地元の方も朝の散歩のついでに参拝したりするようです。

さて、では明石海峡大橋を渡って徳島へ…行くはずが、まだまだ時間が余っていたので姫路城に行ってみました。

姫路城はメンテナンスはされてはいますが、れっきとした古城です。
スケール感は凄いです。というか実際大きい。
でも、遠くから天守を見ると、かなり遠く感じるのですが、実際に歩いてみるとすぐに着くという感じがしました。不思議です。

内部の作りは、槍鉋(やりがんな)をかけた迫力のある太い柱や、そこらじゅうの壁に槍や鉄砲などの武器を保持できるようになっていたりします。
殿様が優雅な暮らしをするための居城というよりは、まさに要塞です。
そもそもお城とはそういうものなのでしょうが。

その後、今度こそオーシャン東九フェリーに乗船するために徳島港へ。
あちこち寄った割にはかなり早めの午後2時30分に到着。
お客さんが多いためか、その後すぐに乗船となりました。

出航は午後5時。昼前には有明港に到着予定です。