ARLISS 2023 大会初日 会場設営

今日からイベントがスタートします。
通い慣れた荒野の一本道を160km北上してブラックロックデザートへ。

初日は会場の砂漠で設営作業。参加者全員でテントの設置です。

あとはゴール地点の設定。打上げ地点からは2kmほどでしょうか。
この三角コーンの座標を各チームがそれぞれの機体に設定して、着地視点からゴールへの到達距離を競います。

コータローは、ゴールまで来たついでに、この辺の地面での走行を試します。

毎年このARLISSの前の週には、かの有名なバーニングマンというイベントが開催されているのですが、彼らは雨によって泥沼になった砂漠からの脱出に苦労したようです。その模様はニュースにもなっていました。何せ7万人も参加しているので、そりゃぁもう大変だったことでしょう。

我々のように、地上を走行するタイプの機体はローバーと呼ばれますが、毎回気になるのは地面のコンディションです。
特に当チームの機体のように高速で走行する場合、地面のコンディションが走行に大きな影響を及ぼします。

一口に砂漠とは言っても、年によって、さらに場所によってかなりコンディションが異なります。これ、凄く不思議なのですが。

今年はかなり硬く締まった状態です。クルマのタイヤの轍などが残りにくいため、なかなか良好です。
ただ、場所によって地表の状態は結構異なっていて、奇妙な凹凸が見られる場所も。

どうですか?
分かりますか?この違い。

一体何が原因で違いが出るのか良く分かりません。
地表は、そこそこ均一の高さの表面なのですが、ひょっとすると、この砂の層の下の層は凹凸があったり水分を含んでいたり、外観では分からない違いがあるのかもしれません。

とりあえず、今回のコンディションであればさほど問題無い。とコータローが申しております。

一通りやることが済んだら日没前に砂漠から撤収です。
暗くなると、本当に何も見えなくなりますから。

さぁ、いよいよ明日は打ち上げ初日です。
コータローは、とある戦術上の理由から、朝一番の打上げを狙っています。
さて、どうなることやらお楽しみ。

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