毎日のネタが偏り過ぎな気がしますので、オーストラリア縦断ツーリングのネタでもいってみましょうか。
以前の投稿と内容の重複がありますが、今回は、以前のオーストラリアツーリングはどんな段取りで計画を進めたのかというところから、次回の計画までを何回かに分けてお話ししましょう。
実は自分のための備忘録だったりもするのですが。
思い返せば、そもそもオーストラリアをバイクで縦断したいと思いはじめたのは、2011年頃だったような気がします。
大陸横断なんて夢があるじゃないですか。
で、オーストラリア縦断といえば、南のアデレードから北のダーウィンを結ぶスチュアート・ハイウェイでしょう!
というわけで、いつかこのルートを走れないかな、と何年もチマチマ計画していました。
なんたって休みの日数は限られてますからね。行き当たりばったりとはいきません。
大陸縦断3,000kmというと、ちょと凄い距離のような気がしますが、何と我が国の九州南端の佐多岬から、北海道北端の宗谷岬までがほぼ同じ距離なのです。
ちょっとビックリですが、まぁ距離だけで言うならそういうことになります。
とはいえ、日本はどこもかしこも人が住んでいるので、色んな意味で不便は無いのです。
対してオーストラリアは、衛星写真を見ても分かるように、人が住んでいるのは周辺の緑の部分で、アウトバックと呼ばれる中央部の砂漠地帯はほとんど人が住んでいませんし、環境も厳しい。
なかなかアドベンチャーな感じがするでしょう?
こういうのをやってみたかったのです。
ずいぶん長いこと企画を温めていたのですが、2019年に突然実行に移しました。
その年の年末に行って、年越しです。
なぜ急に思い立ったのか、その時の心境は覚えていません。そういうのにあまり拘らないたちなので。
まずはオーストラリアの往復の飛行機を予約をしたのですが、これは同年の7月末。
出発の5ヶ月前です。
ちなみに、マイレージを利用したので飛行機はタダみたいなものです。
なぜ飛行機から予約したかというと、バイクを予約しても現地に行けなければツーリングはできないからです。当たり前ですが。
最悪の場合、バイクが借りられなくてもレンタカーで動くという手もありますから。
で、飛行機の予約をしたということは、現地でどのように移動するかというプランが大方決まっていたわけです。
実はかなり前から、それこそこのプランを思い付いた2011年頃から暇なときにチマチマ調べてルート設計していたのです。
どこに宿があるとか、毎日何キロ走るとか、そんなことです。
何せ休日の日数には限りがありますので、その日数で実現可能かが最重要でした。
この時に押さえたのは、12月27日に成田発で、上海経由で28日にメルボルンに着く往路便と、1月5日にメルボルンを出て、同じく上海経由で1月6日に成田に着く便でした。
これでオーストラリア往復の便は確保できたので、直後にゴールのダーウィンからメルボルンへの国内便を押さえる前に、バイクの予約を入れました。
その3日後にバイクのレンタル会社から驚きの連絡が入ります。
この季節は北部が雨期で道路が寸断される可能性があるため、縦断ルートではバイクを貸せないとのこと。
そこから数日は、せめてエアーズロックの北のアリススプリングスまではどうか?とか交渉をしたのだけどダメでした。
慌てて計画変更です。