出来が良いだの悪いだの

人の成長は失敗を乗り越える中にある
というようなことを散々記事にしていますが
もちろんそれは
とても重要なことだと思っているからです。

ダメ出しされたり怒られたりというのは
別に良いと思うのです。

その時点で「もうダメだ」と思ったり
その状態を何とかしようとしなかったり
ということ自体がダメなのであって
ダメなことをすること自体がダメなわけではありません。

ダメな状態を何とかする
というのは成長そのものですから。

そういう意味では
ダメなことをするヤツは
チャンスに溢れていて
可能性に溢れている
という見方もできます。

最悪なのは
「どうせダメだから」
と、ダメなことすらできない状態です。
これはもう、本当にダメです。

そんなふうに考えているのは
私自身、出来が悪かったからかもしれません。
「悪かった」?
いえ、今も良くはないですね。

なので、出来の悪い人間を否定するというのは
自己否定に繋がる??
そうかもしれません。
今も困難を乗り越えながら成長中なのですよ(笑)

こんなことを言ったら怒られるかもしれませんが
我が東京電機大学は
決して出来の良い方ではないと思います。
偏差値的に。

でも、学生達は結構魅力的です。
素直で頑張り屋が多いのです。

これ、エンジニアとしては
素晴らしい資質だと思うのです。

ダメ出しされても行き詰まっても
素直に頑張れれば成長しますもの。

初期値として出来が悪くても
困難を克服した経験が積み重なれば
その後は加速度的に成長していきます。

なので、すっごく就職率が良いとか
卒業生に社長さんが多いとか
まぁ、そりゃぁそうだよな
と思ってしまうのです。

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