このシリーズは自身の業務にも直結しているし、我々皆の未来に関わることだったりするので、大変大事なテーマだと思っています。
その反面、こういったことを定型的に表すことに対する矛盾みたいのも感じていて…だって、そんなふうに見えるようにして、それをやったら皆がうまく行くなんてどうなの?と思ったりして、色んな意味で興味深いのです。
前回、「こうするとうまくいかない」を挙げてみました。
- ネガティブに考える(失敗を恐れる)
- ノロノロやる(先送りする)
- 弱々しくやる(最小限やる)
- 孤立する(コッソリやる)
- 硬直化した考え方(うまくいかない同じことを繰り返す)
まぁ、何をするかにもよるとは思うのですけど、ありがちだと思うのですよね。
で、どうしてこうなっちゃうのかな?と考えると、どうもこれ、やりたくもないことをやらされてばかりいるとこんなふうになっちゃいませんかね?と思うのです。
こういうのって難しいですよ。
だって、やらせる方は、相手に対して期待があったりするのですよね。こうなって欲しいって。
で、期待されるってのも素晴らしいことで、一見良い関係にも思えたりします。
しかし気を付けなければいけないのは、相手に対して期待するとはいっても、それは相手に自分の理想を押しつけていることになっているかもしれないってことです。
で、そういうのって大抵うまく行かないと思うのですよ。だって相手を思った通りに変えるって無理があるから。
そもそも価値観も違うわけだし、思っていることが意思通りに伝わるってのも難しいでしょう。
となると、うまくいくためには、本人が好きなこと、ワクワクすることをやるとか、やっていることを面白く変えていくとか以外無いのだろうなぁ、というのが今回の結論です。
もっとも、そんなことをやってみるチャンス自体があまり無いのかもしれなくて、だとするとこりゃ環境から変えないと難しいですよね。