人は見たいものしか見えない 3

悲観的な人にとって、この世は悲観的に見えます。
身の回りで起きること、見るもの聞くこと、その中の残念なことにフォーカスしてしまうから、そんな世の中に見えます。

そんなの当たり前なことなのですが、そう見えている当人にしてみれば、そんなふうに見えていることこそ、その人にとっての真実ですから、「そんなことないよ」と言っても全く説得力はありません。

さらに、悲観的に考えている人がポジティブなことをするってのもそうそう無いわけで、その結果は残念なことになりがちです。

その逆もしかり…なのですよ。

楽観的に、「世の中捨てたもんじゃないよね」なんて思っていたりすると、色々チャンスが見えてきたりもします。
というか、ものごとをポジティブに捉えていないと、良いことは起きません。

そんなの当然だと思うのですが、残念なことにネガティブな人はそういったことを信じてくれませんけどね。

でもまぁ分からなくもないのですよ。

身の回りの事なんて、細かく見ていけば多くは思い通りにいっていないことなんて山ほどあります。
そこにフォーカスしちゃったら「ほら、ほとんどダメじゃん」って思うでしょう。

でも、「思い通りにならないことがあるなんて当たり前で、それでも自分が挑戦できそうなことって結構あるんじゃないか」なんて思っているなら、見える景色は違ってくるはずです。

ネガティブなものの見方をしている人を変えることはできないでしょう。
意識的で無いにせよ、その人はそういう見方をしたいわけですから。
なので、ここでは問題提起をしているわけではありません。

ものごとの明るい側を見たい
と思い続けるのって難しいかもしれないけど、そうしていきたいな。と思うのです。
きっとそれだけで色々良くなるはずだから。

もちろん問題提起と解決ってのも大事ですけどね。
ただ、必要以上に悲観的になったら、ものごとは解決しないのではなかろうか、と思います。
ネガティブな思考が世の中を良くしていくとは思えませんから。

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