AIの台頭に伴って求められること 3

AIがもたらすものは何でしょう?

労力の低減ですね。
まさにそのためにあるわけです。

どんな労力かというと
考える労力なわけです。
頭脳の省力化です。

ただ、何でもかんでもAIが勝手にやってくれるかというと
もちろんそんなことは無いわけで
一体何を知りたいのかとか
何をどうしたいのかとか
つまりゴールを明確にできないと
AIにお願いすることもままなりません。

ChatGPTなどを使ったことがある人なら
お分かりかもしれませんが
AIにお願いするにもスキルが必要です。

とはいえ、そんなのは要領さえ掴んでしまえば良いわけで
そもそも、そういうオペレーションを簡単にしていくことが
技術の進歩です。

その辺の細かい内容は専門家に任せるとして
考えることの一部をAIがやってくれるのは間違いなくて
便利な楽ちん状態が手に入るわけです。

AIの出現によって、(ある程度)頭脳労働をやらずに
最適解(のようなもの)が得られるようになる
ということですね。

これによって目的を達することに伴う
手間を減らすことができたり
やらずに済む機会が増えたり
ということになる。

つまりこれは
成果を上げる際の失敗の数が減る
ということです。
一般的には「効率が上がる」なんて言いますが。

効率が良いということは
成果が上がるが経験の数は減る
ということで、それは
成長の機会が減る
ということでもあるでしょう。

成果を上げられているのに
成長できない?
そもそも、AIに依存した簡単な仕事は
成果にカウントされにくくなっていくでしょう。

AIを利用した仕事の価値が一般化するなら
価値は減少して当然です。
それが「普通」になるということですから。
なので、より高付加価値を追求するなら
その上を行く必要があります。

それが一体何なのかを考えたら
それこそ色々出てくるでしょうし
AIでできないこと
つまり、より高い価値を持つゴールの設定
だったりするのも間違いないでしょう。

その筋は、そんなことになるのかなと思ってますが
こういう省力化での発展方向に向かって
従来の手間が掛かることに価値が無くなるかというと
決してそうは言い切れない部分もあったりするでしょう。
でも何より重要な部分は、人の心の変化ではないかと思っています。

そんなわけで
テクノロジーが不要になったりはしないのですが
一般化して価値が低下して
人の心に関する価値の追求みたいな時代になってくるのではないかな?
というのが今考えていることです。

たぶんまだ続く

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