楽ちんと楽しいは似て非なるもの

新しいものを作り出す仕事は素晴らしいと思っています。
アートとか料理とか色々ありますね。

夢工房の学生達が志す世界
エンジニアリングもそうです。

そもそもエンジニアリングに限らず
新しいものを作り出す場合
面倒なことの先に価値があるわけです。

仕事ってそんなもんですけどね。

しかし厄介なことに
人間様には面倒なことを避けようとする本能がある。
どうやら生存本能に根ざしているのでしょうけど。

コイツが面倒なことをしようとする
ご主人様の妨害をするわけですよ。
しかも気付かれないようにコッソリと素早く。

そして
それがうまくいくと気持ちいいわけですよ。
楽ちんだから。

学生なんて
まさにそういう狭間で頑張っているわけです。

なんとか楽ちんでうまくいく方法ないかな
なんて日々思ったりして。

大学の4年なんてあっという間なので
そんなこと考えたり
躊躇してたりするうちに終わっちゃうんですよね。

なので、こういうセオリーを知ることこそ
重要なのだと思うのですが
なかなかそんな機会は無いのです。

なんか壮大な人的リソースの無駄使いをしている気がします。

でもね
楽ちんなことをしようとしている学生がいるとして
それを教える側はレベルが低いことに対応しなければならないわけで
頭が痛いでしょうけど
結局はレベルが低いことをしていれば済む
ってことはないでしょうか。

そんなところに安住しているのが現状だとしたら
これは恐ろしいことかもしれません。

そんなの面白くないので
どうしたら面白くなるでしょうね
というのが大事なところ。

やっぱりね
心の問題ですよ、これ。

続く

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