向き不向きを活せるといいですね

余計なことを考えてないで
余計なことをやっていないで
言われたことをやりなさい!

そんなことを言われた経験ありますか?
私は子供の頃、しょっちゅう言われていましたよ。

そんな風に言われる経験も必要なのかもしれませんけどね。

ただ、余計なことばかりやる経験も必要だと思うのですよ。
その結果、自分にはどういうやり方が向いているのかな?というのが構築できるのではないでしょうか。

何でも自分で決めてやってみたら良いと思うのです。
その結果、何が起きるのかを実感したらいいのです。
そして、「ではどうする?」を考えて、その後のやり方を決めたらいいですよね。

なんでもかんでも言われたとおりに、皆を一つの型にはめる必要は無いでしょう。

と、こんなことを書いていると
なんでもかんでも好き勝手にやったらいいよ!
と聞こえるかもしれませんが、さにあらず。

余計なことに気を取られずに
集中してコツコツやり遂げる人

色々なことに手を出して
色んなことができる人

オーダーに忠実に
キッチリやる人

自由な発想で
勇気を持ってチャレンジする人

色々いてくれないと困ります。
そして、できれば早いうちにそういう経験をして、自分の特性を伸ばす期間を長く取れると良いのですが…。
自分に向いたやり方が構築できれば、パフォーマンスを発揮できるのは当然でしょう。
もちろん、それを見極めてアドバイスするメンター的な存在は必須だと思います。

とか言いながら
何かを型通りにやってみる
という経験も重要だということは一応言っておきます。
そこから分かること、得られることは貴重です。

道徳観って大事です

知識やらスキルやらを持っていたとしても、うまくいかないことはあります。
その理由を考えるのは結構大事。

で、色々考えるのですが、意外と気付いてないのが
道徳観
かなぁ。なんて思いました。

意外ですか?
仕事がうまく行くのに道徳観が必要なんて。

知識とかスキルとかがあれば良いのでは?
と思いがちではないですか?

そうであれば、一度よーく考えてみて下さい。

道徳観というのは、分かりやすく言うと
「他人のためを考えて行動する」とかいうことですよね。

いくら指示やルールを守ったところで、それは自己都合。
最低限、決められたことをやって、相応の対価を得たいとか
怒られたくないとか、罰金を取られたくないとか、そういうことでしょう。

あなたは、自分や顧客のことを考えない人と仕事したいですか?
あなたは自分のことを考えてくれない人に仕事を頼みたいですか?

ただ、道徳心とか簡単に言っちゃいましたが、そのためには、自発性とか、勇気とか、メンタルタフネスとか、色々必要だと思うのですけどね。

いま、そういう本質的な視点が軽視されてるんじゃないかなぁ、なんて思うのですが、どうでしょうか?

成功とは何か? ポジティブ思考のロジック

成功とは?

当然ながら、それは人によって違います。

やりたいことがあって、それが希望通りになること
それが最も分かりやすい例でしょう。
それに関しては、過去の記事にも書きました。

しかし、興味深いというか面白いというか
成功するためにどうするか?
というのは人によって異なります。

「失敗しないように」
と考えるのはごく普通のことです。
それは効率よく成功するために。

しかし!
いつの間にか「失敗しないために」
となっていることがあります。

これ、違いが分かりますか?

「失敗しないために」
は、失敗しないことがゴールになっているのです。
「…ために」ですから。

では果たして失敗しなければ、それは成功なのか?

まぁ、失敗しないことがゴールならば、そういうことになるでしょう。

そうでないなら、ゴールのすり替えが起きています。

「やりたいこと」が
「失敗しないこと」に。

もしくは、プライオリティの入れ替えが起きています。

「やりたいこと」よりも
「失敗しないこと」が優先に。

仮に、全く失敗しないとして、果たしてそれは成功と言えるのでしょうか?
安心はするかもしれないけど、そこに喜びはありません。

そして、往々にして我々は、狙ったことを100%達成できなかったりします。
人間は完璧ではないので。
その場合、失敗が「マイナス」だとすると、最終的にはゼロに達しません。

なので、失敗を回避する考えと行動は、必ずマイナスの地点に到達します。
そして常に自信を持てず、自信を持てないから行動できなくなったりします。

最悪なのは、目指すゴールも無しに失敗を避けることです。
これはもう、何が何だか分からなくなります。
何のためでも無く、失敗を避けるなんて、一体何が成功と失敗を分けるボーダーなのかすら分かりませんから。

さて、何度か記事にしているとおり、「失敗」はマイナスでは無い、というカウントができたらどうでしょうか?

成功のために必要なことをやるのだ
その際の失敗は貴重な経験である

これはスッキリします。
プライオリティも明確化できますし。

というわけで、結果としてポジティブ思考ということになるのです。