深層心理の特性

学生の相手をしていると
やはり気になるのですよ
深層心理

まぁ、会社員やってる時から
気にはなっていましたけどね。

部下から色々相談を受けたりしたとき
本人の言動を客観的に考えると
「そりゃそうなるのは当然だ
というか、自らそうなることをやってるじゃん」
と思うことが多かったりして
なんでそうなるんだろう?
と思ってたりしたのです。

意外と人は意識せずに
自ら望まないことをしちゃってたりするのですね。
これ、一体どういうことなのかな
というのが大変興味深いところでした。

こういう「意識せずに」というのは
大抵は深層心理の働きなんですね。

とか言っても、私は専門家ではないので
専門家が明らかにした知識をつまみ食いして利用する
という立場です。
そういうのは便利に利用しましょう。

深層心理は人称を理解しない
これ、面白いので今回紹介しましょう。

つまり何かを考えると
対象が誰かなんて識別しないということ

例えば
「あいつはバカだ」
とか言ったり考えたりすると
深層心理は人称が分からないので
「バカだ」
という理解をするのだけど
それは自分に向いてしまうのだそうです。

なので、口の悪い人とか
汚い言葉を使うことが習慣になっていると
なぜかうまくいかないことが多くなるのです。

もちろん、本人はそんなつもりはないので気付きませんが。

深層心理の威力は強力です。
何せ自分で意識できずに自動的に発動していますから
コントロール不能で突進します。

なので、ものごとの悪いところばかり見て
批評をしがちな人とか
私みたいに元来口が悪い人は気をつけた方が良いのです。

反対に、良い言葉を日頃から使うようにすると
もちろん他人に向けて言ったつもりが
それは自分にも向いていて
ポジティブな作用をもたらす
ということです。

多くの場合、深層心理がネガティブに働くところにフォーカスされがちですが
うまく使うと色々と良いこともあったりするのです。

とはいえ、こういうのって
習慣に根ざしていますから
それを何とかするのはやはり習慣ですね。

自分の変化を楽しみながら頑張りましょう。

アイデア そもそもの話

学生が色々ものをつくってチャレンジする
そんな時に重要なものは
「思い」と「アイデア」
でしょうかね。

「思い」は、「どうしたいか」
何のために、どんなゴールを設定するのか
ということになるでしょう。

「アイデア」
これは色々なレベルがあるとは思います。

ゴールの設定も
場合によってはアイデアの一つになるかもしれません。

アイデアを出すには何が必要か?
まぁぶっちゃけ、
何するの?
どうするの?
ということです。

考えて・決めて・やる
ってことですね。

こんなときに心掛けるべきアプローチ
というかプロセスは

「選択」と「集中」です。

まず「選択」

そのためには複数のアイデアが必要です。
なぜ?
それは「良い」が欲しいから。

アイデアが一つでは「良い」ということにはなりません。
「何に対して良いの?」
ってなっちゃいますから。

多くのアイデアから選抜されたのであれば
より「良い」と言いやすいですね。

なので、最初のプロセスは
多くの選択肢を出すことが重要です。

そして、良いアイデアを選択したら
「集中」するのです。

とまぁ、言うのは簡単ですが
この、多くの選択肢をどうやって出すかが問題です。

ノウハウとかアプローチのヒントなんかは
調べれば、ある程度は見つかるでしょう。
そういうのは結構参考になると思いますが
結構忘れがちなのがメンタル面だったりします。

「やらされる」意識・やり方で
アイデア出るわけないよね
ということ。

でも、長いこと受動的な生活を送っていると
主体的に考えたりやったりという経験自体少ないので
実はとても難しい問題だったりします。

その辺の思考とか行動をスイッチするために
大好きなことを一所懸命やる
というのが非常に効果的だと思うのです。

好きなことをやっていても
必ず壁にぶつかるものだけど
好きなら乗り越えられる。

そんな中から変化できるのではなかろうか
というか
それしかないのではないか
と思うのです。

少しずつでも進むのか 進め!

少しずつでもまずやってみて、とにかく進むか?
十分にならないと進まないのか?

何か新しいことをやる上で
当然、準備はすべきですが
どこに「GO」の線を引くのか
ということです。

こういうの、人によって程度がまちまちですよね。

しっかり準備をして足下を固めて
確信が持てたらGO!の人も当然います。
そういうケースを
「石橋を叩いて渡る」
と言ったりしますね。

しかしですよ

新しいものにチャレンジする学生達を見ていると
思うことがあるのです。

そもそもあまり経験が無いのに
新規性があるものを考えて実行するわけだから…

どこまで考えても関心なんか持てるわけなかろう
と。

恐らく一般的には
「確信も持てないことなんてやるな!」
ってなるのかもしれませんが
(その方が管理する側は面倒がないから正直楽なのです)

ビギナーが初めてのことにチャレンジするのですから
そんなの無理だろう
と思います。

そんなことやってたら
死ぬまでビギナーじゃないのか
と。

結局はやってみないと
どこに「十分」の線があるのかは分からないことも多いし
そもそもの方向性が定められないのに
根を詰めて確信を求めて考えても時間の無駄じゃないのか
と思うのです。

見当違いな方向性で
長い時間をかけて考えてたら
恐ろしいほどの時間の無駄になりますし

石橋を叩くなんて誰でもできますし
叩いているふりもできます。

そんな悠長なことをやってたら
学生達の4年間なんて
何もしないまま終わっちゃいます。

なので夢工房では
「すぐやろう!」
です。

「やる」
には色々含んでいるのですけどね。

まず、ちょっとでも進んでみないと
どうすべきかなんて分かりませんから。

そういうやり方は
結構勇気が必要かと思います。

でもそれが明暗を分けたりもします。