幸福度と社会との繋がりについて

アメリカに幸福度に関して研究している学者さんがいるそうです。

その人曰く
社会との繋がりが深く広くなることは幸福度に大きく影響している
とのこと。

自分が金持ちになるとか
個人的な成功とかは
幸福に繋がらないということになる。

まぁ、確かにそうだろうな
と思います。
一時的には満足したり安心したりするでしょうけどね。

有名な大きな会社に入ったからといって皆が幸せなわけではないし
お金持ちが皆幸せそうにしているわけでもないですから。

ここで言う
「社会との繋がり」の「社会」は
最大限に捉えた大きな社会はもちろん
自分が住んでいる地域とか、属している組織とか
そういう単位でも良いと思います。

まぁ、言ってみれば
「家族より外側」でしょうか。

他に貢献できているという満足感とか
認められている感覚とか
必要とされている感覚とか
そういうものが幸福感の源泉なのでしょう。

自分が発したもので
他人が喜んでくれる
それによって自分も嬉しくなる
そんなシンプルな循環が
幸福感を形づくっているのだと思います。

そういうのを易々とやってしまう人もいますが
なかなか難しかったりもします。

どうしたらいいか分からないもんだから
まずは受け取る側に回ってしまうこともあるでしょう。

で、ずっと受け取る側にいると
待ちに入ってしまって
自分から価値の提供をするのが難しくなって
そのうちハードルが上がってきて
ますます難しい状況になる
なんてことがあります。

もちろんそんな状態はハッピーではないわけで
だったら
小さいことでも何でもいいからやってみましょうよ。

失敗したらまたやればいいし
足りなかったらもっとやればいい

「自分が」失敗したくない

「相手を」喜ばせたい
この二つを同時に成功させたいなんて
そんな難しいことを考えちゃいけません。
特にビギナーならなおさら。

ものごとを難しくしているのは
結局自分だったりするものです。

シンプルにいけば
最終的には結構うまくいくもんですよ。

と、そんなことを考えている今日この頃。

心が開いていないとね

マインドがオープンになっている人は
何事においても成長が早いです。
というか、マインドが開いていないと成長は難しい。

マインドが開いていると
外に対して発信するし
受け入れることもできるので
外的な評価をもとに
フィードバックして成長できるってことですね。

多くは自身の成長を望んでいるけど
実は自身の成長より重要視しているものがあったりします。
というか、守りたいものがある。

大抵は
成長したい

変わりたくない
がせめぎあっています。

この話は何度もしているけど
恐らくそれは生存本能から来るものです。

だから楽をしたいとか傷付かないようにとか
安心を得る方向に行きがち。

でも、それでは
自分のやりたいことができなかったり
向かいたい方向に合わない
ということなら
自分が変わるか必要があります。

よくあるのは
「人見知りだから」
「口ベタだから」
のようなことを
マインドが閉じている理由にしがちだけど
誰だって最初はそんなもの
それをどうするか?が問題です。

人は組織の中で生きるもの。
組織の中で自分は何を求められているのか
組織のために何をできるのか
を考えて実行することが重要です。

誰からも何も求められないのは楽かもしれないけど
それでは存在の意義がない。
これは不幸です。

マインドが開いていると
もちろんそれによって
失敗したり傷付いたりというのもあるだろうけど
それと引き換えに成長もできる。

で、それが他の役に立つのであれば
存在の意義があるということになって
ハッピーだよね
ということです。
幸福度が高いというのはそういうことでしょう。

思いを
出して
ぶつけて
変えたり
受け入れたり
そんなこんなで成長するわけですね。

ダメ出しは人生の研磨剤

成長するには評価が必要
現状が分からないと先に進めないから。

自分でやったことに対して
自己評価や自己点検をしても
自分が大丈夫だと思っていることは
大丈夫なようにしか見えません。

そのまま進んでみて
壁にぶつかったり
崖から落ちたりするのも
良い経験なのですが
限られた時間内にできるだけ成長したいなら
悠長なことを言っている場合ではありません。

外からの評価を入れて
自分の立ち位置を確認すれば
現状の確認ができます。

それを元に考えれば
どうすべきかが見えたりします。

ある程度経験を積めば
客観的な視点を持って自己点検できるのだけど
ビギナーには難しい。

でも、経験が無いうちって
外部評価が怖いのですよね。

ダメだって言われるのは嫌なことでしょう。
そりゃそうだ。

でも、宝石の原石は磨かないと光らないのですよ。

若いってことは
時間という最強のリソースを持っている原石のような状態です。

人生のどこで輝くか
それを決めるのは自分自身ですが
そのためには磨かないといけない。

ちょっとやってみて
まだ光ってもいないのに
早々に諦めるのも自由です。

でも、ダイヤモンドみたいに最高に硬い鉱物は
磨いて光らせるのも大変なわけで
ちょっと磨いてみて諦めるのはもったいない話です。

さぁ、限られた時間で
どこまで磨けるかな?