我々はどこに向かうのか

以前にも書きましたが、私は歴史なんて全く興味が無い少年でした。
ですが大学に来てから一時期、技術の発展について講義するような授業をやっていたことがありまして、その際に技術の歴史をちょっと勉強しました。
技術は生活のためにあるわけで、その時々の人の暮らしと対比しながら色々と調べていったわけです。それはそれは古い書籍を漁ったりして。

ここで言う技術は、いわゆる「メカ」に限りません。単純な道具から、医療や衛生なども含めた広範囲なものです。そこで実感したのは、技術によって人が死ななくなったんだな、ということです。
新生児の死亡率が低下したり、寿命が延びたりといったことです。

近年、CO2の排出を含めた環境問題が声高に叫ばれていますが、それらは生活のための技術から生じたものであって、それはここに至るまでは凄まじい人口の増加を支えてきたわけです。現に環境問題が叫ばれる一方では、人口爆発に伴う食糧難が懸案となっています。

でもやはり、何かを得れば、動じに何かを失っているわけで、そのツケが溜まっちゃったということですね。それにしても、地球環境に影響を与えるほど人間は大規模な活動をしているわけで、こりゃ凄いな、とも思います。

内容や規模こそ違うものの、これに似たような問題かつてもあって、人類はそういう問題を解決しながら現在に至っているわけで、今後果たしてどうしていくのかな、というのは大変興味深いところです。

一方で、戦争とか紛争とか、そんなことを延々と繰り返しているわけで、一体何やってんだよ、と思うわけですが、同時に人間の本質って何なんだろうなぁなんて思ったりしているわけです。これまた興味深いです。

ChatGPTの動作のお話し

ヤツ、実は正しい答えなんて出してないって知ってました?
そういう仕組みじゃ無いのですよ。

そもそも正しいって何だ?
って話もあるんですけどね。

ChatGPTがどんな動作をしているかというと
ユーザーが入力した言葉を分解して
そのワードに対して
一番確率の高い言葉で返しているだけ
なのだそうです。

え!
それが人口「知能」なの?

そうらしいです。

なので、聞いたことに対して
正しいことを答えていないのです。

確率の高い、ありがちな返答内容です。

それが良く分かったのは
自動車の歴史、しかもかなりマイナーな話を振ってみたところ
案の定、多くの人が勘違いしている内容で返答してきました。

それに対して突っ込みを入れると
「済みません」って素直に謝ってましたけどね。
そうやってさらに学習しているようです。

でも、この事実を知った後
自分が人の話を聞いているとき
返答しているとき
自分の脳ミソが、どのような処理をしているのか
気にするようになりました。

確かに、話を聞いているときに出てくるワードに対して
いちいちどう返答するべきかをサーチしている気がします。

ChatGPTを開発した人、凄いなぁ
と思いましたね。

自分の頭の中で、どのように思考しているかなんて
今まで意識したことありませんでしたもの。
それに気付けるなんて、ホント凄い。

恐らく従来のAI開発のアプローチは
入力に対して、いかに正しい反応をするか
を追求していたのではないでしょうか。

それを、脳の構造や
実際の脳の動作からのアプローチに切り替えた
ってことですかね。

恐らくAIは、今後も進化していくでしょうけど
どのように変わっていくのか楽しみですね。

色々な人がAIの進化に対して懸念を持っているわけですが
その懸念の内容も何となく分かった気もします。

それは色々あるでしょうけど
一つはAIを使う我々の側にあるのは間違いない
と思っているのですが、どうでしょう。

やればできる!

今日は素晴らしいことがありました。
ここ数年の懸案だった、夢工房のメールサーバーの問題を解決したのです。
多分こんなの興味の無い方がほとんどで、全く面白くないと思いますが。

こんなことを記事にするのもどうかと思ったのですが、10年くらい引きずっていた懸案が解決したのだから、嬉しいですよ。

あまり詳しいことを書いても仕方ないので、ざっとご説明。

夢工房にあるPCにメールサーバーのソフトがインストールされているのですが、今までは自分が理想とする高いセキュリティで利便性で高い運用ができていなかったのです。
思った通りの設定でうまく動作しなかったので、妥協した設定で運用していました。10年くらい。

ネットで検索してもなかなか事例が出てこなくて、ずーっとジタバタしたり悶々としたり、そんな感じだったのですが、やっと解決法を見つけたのです。

ちょっとだけマニアックな内容で説明すると
特定の通信ポートを設定すると、サーバーのソフトが起動しなかったのですが、レジストリをいじってソフトの起動オプションを指定したらうまくいきました。
わけ分かんないでしょう?

私はITエンジニアでも何でも無いので、こういうのはあまり詳しくなくて半ば諦めかけていたのですが、やっと何とかなりました。

で、「やればできる!」よね。
ということです。
諦めなくて良かった!