出雲に行ってきます 当日

羽田を7時に発った飛行機は、8時30分に出雲空港に到着。

ここで卒業生の大橋君登場。
わざわざ勤務地の兵庫から来てくれました。
彼の車にピックアップしてもらって、出雲大社へ参拝に行きましょう。

出雲大社はこれが三度目だったかな?
何度見ても良いですね。本殿はすごい迫力だ。
巨大な注連縄があるのは神楽殿。

この屋根にバッテンに交差したの千木があるのが本殿です。

参拝後は昼食。
出雲といえば蕎麦ですが、前回のツーリングの時に夕食をとった「きんぐ」。ここの焼きそばは美味い。
確か以前は「塩焼きそば」といって、出汁がきいた薄味の異常に美味い焼きそばだったのですが、今回はお店の人が「ソースをかけて…」と言っています。
でも、ソースをかけずに頂いたら、以前のままでした。

午後は出雲大社の隣にある島根県立古代出雲歴史博物館を見学。
ここには出土した大量の銅鐸と銅剣が展示されています。その数と質は尋常ではありません。一見の価値あり。

伝説によるとその昔、上の写真のように出雲大社の本殿は凄まじく高い建造物だったそうな。
当然、そんなのは伝説に過ぎないだろうと思われてきたのですが…
なんと、その証拠とも言える柱の跡が発掘されてしまったのです。

これがその柱です。巨木の柱3本を束ねて使っていたようです。
こっちは境内にある宝物殿だったかな?博物館と両方に展示されてます。

これは博物館に展示されている銅剣。凄まじい量が発掘されました。

銅鐸も沢山あります。

これにて出雲のミッションはコンプリート。
15時30分に出雲市駅発の高速バスで広島に向かいます。
大橋君とはここでお別れ。
ありがとうね。帰りは気を付けて。

18時49分に広島駅に到着。
ここでも卒業生に会います。
かつて夢工房でFormula SAEチームのリーダーを務めていたこともある新井君。ウチの卒業生に新井君は2名いますが、こっちは通称「テル」の方です。
彼はこの地でクルマの開発をして9年になります。で、最近結婚したそうな。おめでとう!

彼とはここでお別れ。駅まで呼び出したあげく、色々とお土産頂いちゃって申し訳ない。
では、新幹線に乗って小倉へ向かいましょう。

小倉で合ったのは利光君。彼もクルマの生産関連、品質保証の仕事をしてます。
研究室こそ違うものの、フォーミュラSAEで何度も海外遠征を共にしました。

遅い時間にわざわざ小倉駅まで来てくれて、さらに餞別やらお土産やら頂いちゃって申し訳ない。

あ、いかん!
写真撮るの忘れてた。
仕方ないので、鉄郎に代役を頼もう!

そして最後は新門司フェリーターミナルへ。小倉駅からはフェリー会社の連絡バスが出ています。

ここ発着のフェリーは意外と多くて、大阪に行く名門大洋フェリー、徳島経由で東京に行くオーシャン東九フェリー、神戸に行く阪九フェリー、そして今回我々が乗る横須賀に行く東京九州フェリーがあります。

ちなみに、フェリーはトラック輸送のためと言っても良く、我々旅客はオマケみたいなものですかね。

でも豪華!

今回は4人部屋を二人で利用。広い!

横須賀行きは、23時55分発。
乗船したらまずは風呂。なんと、この船には露天風呂があります。

横須賀には翌日の20時45分着、乗船時間は約21時間なので、ほぼ一日船上にいることになります。

では、おやすみなさい。

出雲に行ってきます 出発前夜

週末を使って島根県の出雲大社に行くことにしました。
実は出雲大社参拝は「ついで」で、メインは飛行機と船です。
そう、前回の北海道で味を占めました。飛行機とフェリーの組み合わせは意外と面白いのです。
そして、行く先々で卒業生と会ってきます。
お供をしてくれるのは、毎度お馴染み当研究室卒業生の梶山君。

まずは復路のフェリーが着く横須賀に行ってフェリーターミナル近くの駐車場にクルマを停めます。というのも、帰路のフェリーは到着時刻が遅いため、終電逃したらマズイぞ、ということです。
続いて、明日は早朝の飛行機で出雲に行くので、羽田空港近くのビジネスホテルにチェックインしたら、品川で卒業生の福本君と合流。夕食をともにします。

左が福本君、右は梶山君

彼はウチの研究室所属ではありませんでしたが、夢工房の常連でした。今でもちょくちょく遊びに来てくれます。
鉄道大好きでJRに勤めていますので、夢を叶えたクチですね。

今回のスケジュールはこんな感じです。

  • 土曜の朝一の便で羽田空港から出雲空港に飛び、現地で卒業生と合流して出雲大社参拝
  • 高速バスで広島へ、そこでも卒業生と会う
  • 新幹線で小倉へ、そこでも卒業生と会う
  • 福岡県の新門司港からフェリーで横須賀へ
  • 横須賀到着後は電車で羽田空港駐車場へ
  • クルマで埼玉へ

予定通りにいけば、今回は合計4名の卒業生に会うことができます。

では、行ってきます。

そこから何が得られるか だ

与えられたものを得るだけではなく、いわゆる「失敗」も含め、色々経験した中から何を得ることができるか?
それが致命的に大事で、それも能力の一つと言って良いと思うのです。
いや、そもそも学習能力ってそれでしょう!

記憶力=学習能力
なんて思っていたら大間違いだと思いますよ。

そりゃぁ記憶力だって大事ですが、コンピューターのメモリだって使えるわけですから。

そもそも人は失敗からしか学べないと思うのです。
労せずにうまくいっちゃったりしても、そこから学ぶことなんてありませんから。

起きた事象、降りかかってきた出来事、それらと冷静に向き合って、そこには一体何が含まれていたのかを知る。
そんなふうにして、あらゆる経験を無駄にせず、それらを成長に繋げられたらベストですよね。

そう考えると、リスクを取ってチャレンジし続けたりすると、そこからは膨大な独自性を持った経験が手に入るわけで、それこそ貴重な学びの宝庫となるでしょう。

以前もネタにしたかもしれませんが、そもそも「失敗」って響きが良くないですよ。
もうちょっと良い言い方は無いものだろうか。