年末も近づいてくると
学生達は就活について考えたりする機会が増えるわけで
彼らは自分のセールスポイントなどについて
真剣に考え始めたりする時期です。
特にそういう時期でなくとも
日頃から自身の強みを作るために
頑張ったり工夫したりするべきなのですけどね。
今回は、どのような分野でも重視される
コミュニケーションについていってみましょう。
一口にコミュニケーションと言いますが
どんなことが含まれているのでしょうか。
ざっと構成しているものはこんな感じでしょう。
- 入力 <見る・聞く など>
- 処理 <考える>
- 出力 <言う・書く など>
これらの構成要素は
経験を積んで磨かれるものなので
とにかく「やる」ことが大事です。
具体的なスキルとして
言葉、文章などを通しての入出力は
分野を問わず重要ですし
開発や製造を志すなら
図面が描ける読めるとか
そういうことも当然重要です。
で、コミュニケーションは相手がいることなので
相手の気持ちになって考えられること
これが極めて重要なのですが
その部分を磨けるチャンスは
なかなか無かったりします。
相手には
どのように見える・聞こえる・感じるのだろう?
そして発信した情報を受け止める相手がどう思うか
これが価値の本質的な部分だと思います。
ビジネスだってコミュニケーションの一形態に過ぎないのではないでしょうか。
商品を作って発信して
客さんの心が動いて購入に繋がる。
物や情報や対価の授受によるコミュニケーションが
グルグル回っているわけですから。
学生のうちにそういう部分を磨くには
個人的には
ものを作るコンペティションなんかは
最適だろうと思っています。
現に、ウチの研究室に限らず
そういった活動をしていた学生達で
就職活動で難民化した例はほとんどありませんから。
いや、待てよ。
そもそも、そういう活動をする連中は
苦労をいとわず好きなことを頑張るわけで
そういうことができるのであれば
そもそも就活なんかで困ることは無い
ということでもありそうですね。