想いはブーストを掛ける

今日は、とある学生達と話をしました。

一人は留年している学生で
あわや2留か
という立ち位置だったのですが
急に気持ちのスイッチが切り替わり
将来の目標が明確化されて凄い勢いで頑張っている

もう一人は将来ロボットの開発をしたいのだけど
どうしたらいいか悩んでいる学生。
心の奥を掘り返していったら
どうやら凄くレベルの高い世界がゴールでした。

ゴールさえ決まってしまえば
そのためにやるべきことは明確化されるわけで
内的な動機ができます。

なので、そんな彼らはきっとうまくいくでしょう。

さてさて
彼らから頑張っているという話を聞いたりすると
こちらも元気になるわけです。

すると私は関わる多くの学生に対して
「彼らだって可能性はある」
という見方ができるようになって
前向きなアドバイスとか
チャンスをあげる
などの行動を取りやすくなります。

職務上、そういったことは分け隔てなく
状況にかかわらずに行うべきなのでしょうが
こちらも人間なので常に理想通りというわけにはいかず
どうしても気分や感情に左右されてしまいます。

高いモチベーションを持つ学生が周囲にもたらす影響は確実にあるわけで
そういう学生達を大事にしたいものですし
組織としては、それによる波及効果を重視すべきでしょう。

そのきっかけは、誰かが作らなければならないわけですが
それが問題だったりします。

学校に限らず、会社や部署内など
それこそ一国としても、どこでも同様ですが

停滞した雰囲気の中で(じゃなくても)
大きな夢を持った者が現れると

「できるわけないだろ」

なんて反応をする
いわゆる
「ドリームキラー」
が往々にして現れるもの。

だからこそ彼らは夢を口にできない。

でも、大きな夢にチャレンジするのであれば
結果がどうあれ(もちろんうまくいって欲しい)
本人は大きな成長を遂げるのだから
好きなように納得いくまでやらせてあげたらいいのですよ。

それが本人のためだし
周囲への波及効果を考えたら
そういう連中が多ければ多いほど
相乗効果でブーストが掛かって
環境は活性化します。

なので、大きな夢を持つチャレンジャーが
大口を叩ける風土を大切にしたいと思っているし
そんな連中の心を掘り起こしたいと日々思っています。

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