前回の続きです。
学校という組織に
コロナ禍が及ぼした影響について
考えてはいたけどブログには書かなかったことがあります。
書いても何の足しにもならないと思っていたから。
コロナ禍以前
正直なところ
学校という組織に
夢とか希望とか
そういうものが無くなってきていたのは事実だと思います。
夢のある学生は減ってきていたし
多くが就職するのが目標で
特にやりたいことは無い
という者も多かったと記憶しています。
今ほどではありませんが。
恐らく学校の側も
いかににリスクを減らせるか
いかにクレームを付けられないか
みたいな方向に進んでいたのではないでしょうか。
今ほどでもありませんが。
面倒だけど面白いものは
凄い勢いで姿を消していった気がします。
安心・安全・公平・平等
それらを単品で見る限り
特に悪いことではなく
むしろ好ましいはずなのですが
そんなのが空気のように漂っていて
真綿に締められるように
身動きを取れなくなっている
そんなふうに感じていました。
そういうのばかりが溢れちゃって
なかば脅迫されているような
息苦しさを感じていました。
そこにコロナがストライクです。
今はそれに輪を掛けて
いかにリスクを低減するか
という方向に進んでいますよね。
これは学生とか学校とか
という話ではなく
社会全体が。
まぁ、当然ですが。
正直に言いましょう。
アクティブなことを抑制して
リスク対応ばかりしていると
楽ちんです。
すっごく楽です。
やらない言い訳もしやすいし。
たぶん、簡単にはやめられません。
でもね
心は縮んでしまって
全然楽しくないのですよ。
だからといって
これを大規模に変革することは無理でしょう。
このご時世で
大規模にアクティブなことをやったら
恐らくテロリストみたいな扱いを受けます。
なので、小規模ながら
熱いチームを作って時期を待ち
一点突破で変えていく
そういう戦略が良いのではないか
と思って進んできました。
きっと似たようなことを考えている人達も
あちこちにいると思います。
なので、そのうち面白いことになりますよ。