とりあえず、やってみたらいいんじゃないの

新入生が徐々に大学に馴染みはじめるこの時期
夢工房には一定数の新人君が飛び込んできています。

そして、少し間を置いて
迷っていた新人君達の悩みが見えてきます。

これがお決まりのパターン。

面白そうだけど…
大変なことや
大きな労力を払うのは抵抗がある

そんな悩みを授業後に聞いたりします。

分かる分かる。

何か凄く大変なことを
やらされちゃうんじゃないかって。

すでに動いている連中は
楽しそうに夜までやっているのですが

それが強制力で拘束されているように見えるようです。

自発的に何かをやって
夢中になったことがないコは
そういう心配をするでしょうね。

「やる」

「やらされる」
の違いが分からなかったりして。

ただ、夢工房の場合は
基本的には自発的にやるのだけど
サポーターやスポンサーのお陰で活動できている側面もあるので
そういった方々のためにも頑張らなければならない。

そういう責任はあります。

そうしないと
好きなことを全力でやり続ける環境が手に入りませんし

そもそも全力じゃないことが面白いのか
ってのもありますけどね。

こういうのを授業でやっちゃうと
いつの間にやら「やらされ君」になっちゃって
気付いたら最低限のことをやろうとしたりします。

クラブ活動でやっちゃうと
やるもやらないも自由で
いつでも、やらない自由を発動できます。

自ら果たすべきミッションがあって
そのために努力する
なんてのは
社会では、ごく当たり前ですが
学校でそういう考え方で何かに取り組むという経験は
なかなかできないのかもしれません。

夢工房に真っ先に飛び込んできても
楽しいことの表面だけ味わいたいのであれば
当然、続かないこともあるし

迷った末に入ってきて
気付きを得てのめり込んでいく者もいる

活動の内容が
性に合うとか合わないとか
そんなこともあると思います

入った後に辞めちゃっても良いのですが
(本当は続けて欲しいけど)
その後だって何かに気付くこともあったり

この部屋の経験を活かして
何かに取り組んで成果を上げたり
そんなふうになってほしい。

この部屋の存在意義は
見た目より大きい…といいなぁ

そうありたいなぁ

常日頃思っています。

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