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今日、学生から聞かれました。
「どうやってできるようになったんですか?」
仕事やら趣味やらに関してです。
設計したり、作ったり、乗ったり…一通りはできるものの、「できる!」と言うほど深い領域までできるとは思っていませんが、そこそこ色々できるかな。
でも、突然そんなことを聞かれて、ちょっとドキッとしましたよ。
そんなの普段考えてませんから。
で、改めて考えてみました。
今できてることって、なぜできるようになったのだろう?と。
例えば、初めて自分の乗っているバイクのエンジンをオーバーホール(分解整備)したときにどう思っていたか?
バイクに関することなので、やる前から大好きでした。
で、初めてなのに、できると思っていました。
「他人がやっていることなのだから、きっと自分にもできるはずだ」と。
で、やってみたらできました。
もちろん、事前調査とか準備はしましたよ。
仕事も同じ流れです。
できるだろう
と思って、できた。
これ、どういうことか?
できると思っていれば、やる。
やった結果、何か困ったことがあっても、何とかしたいと思うし、チャレンジする。
だってできると思っているのだから、そりゃやるでしょう。
できると思っていれば、仮に何かしらの困難があっても、視野に入ったものを何とか利用して、チャンスに変換できないか、とか思いますよね。
好きなことならなおさらです。
ついでに言うと、私の場合は仕事と趣味の境目が非常に曖昧なのです。
概ね好きなことを仕事にしてきたというのもありますが、仕事を好きになる工夫が大事だと思っているということもあります。
面白いと思えないものを数十年も継続するなんてできそうもありませんから。
一方、できないことに関しては、よく分かってます。
好きじゃなくて、やりたくないのです。
なので、できないと思っている。
できないと思っているものができるわけはない。
できないと思っていたら、それに関係するヒントやチャンスが視野に入っていても認識できないものです。