お次はこれです。
・これからは、マーケティングと技術の両方が出来るようにする必要がある。作れるだけではダメ
これは、ずいぶん前から意識していました。
ものを作る仕事をしている人は
当然のように理解している人も多い
…と思いたいのですが
意外とそうでもなかったりするのが現状ではないしょうか。
設計するにしても、製作するにしても
「何のために」が分かっているといないでは大違い。
前職では開発をやりながら
製品は商品としてお客さんに喜んでもらう必要があるのだから
売ることを理解していた方が良い仕事ができるに決まってる
なんて思いながら
独学でマーケティングを勉強していたのです。
業務上のオーダーがあったわけではありません。
ものを作る仕事なのだから、ものの価値について興味があって
なぜ売れるか、どうすれば売れるか、売るためにはどうしたらいいか
なんてことが気になっていたのです。
単に、やるべきことをやる、言われたことをやる
ってのもつまらなくて
その上を狙う、より付加価値の高い仕事をするにはどうしたらいいのだろう?
なんてことも考えていました。
これ、実に勉強になったし面白かった。
領域を限定して深掘りするタイプではないので
色々な分野にまたがって
相互の最適化みたいのが性に合っていた
というのもあるのかもしれません。
学生もマーケティングを知るべき
というのは同意できます。完全に。
お客さんが喜んでくれる価値を創造して提供する
設計だって製作だって、そのためにあるのです。
知識も技術も、そのために得て
そのために使うのですから。
より良いものを作るというのは
もっとお客さんを喜ばせる
ということで
そのためにはマーケティングの知識は必要でしょう。