チャレンジする前に
なかなか動き出せない
そんなことありますね。
何でなんでしょうね?
端的に言ってしまうと多くの場合は
やりたい
と
失敗したくない
のせめぎ合いが原因です。
やりたくない
というのはこの際論外。
この手のネタは
何度書いても色々と思い付いてしまいます。
というのも
学生が壁にぶち当たって
乗り越えられないとき
最も多い原因はこの辺にがあるからです。
でも実は大抵のことは
早期に動いてしまえば
何とかなっちゃうことが多いのですけど
それがなかなかできないから困っちゃうわけです。
さて
これからチャレンジするなら
まだできていないわけで
できていないなら
やればいいだけ
なのですが…
そんな状態を見ながら
「なんでやらないんだろうなー
早くやればいいのになー」
と思います。
彼らの心の中が見えないから
単純にそう思ってしまいます。
「早くやればいいのに」
言うのは簡単ですが
当人にしてみれば
「どうしたら良いか分かるならやってるよ!」
ってとこなのでしょうね。
なので悩んで動けない。
色々と原因はあるでしょうけど
多くのケースは
「どうしたら良いか」
のハードルが高すぎるというか
的(まと)が狭すぎるというか
やり方が全部分からないと
前に進めない
というケースが多いのかなと思います。
最初から最後まで
キッチリ分かって決まって
それで大丈夫ならGO!
ってとこかな。
そこまで行かなくても
とにかくどうしたら良いか分からなくて
一歩も踏み出せない
さらに
どうした良いか分からないこと
それがあること自体が悩みで
もう一体どうしたら良いのやら
そういうケースもあるでしょう。
もうわけ分かりませんね。
そんなこともあるでしょう。
なんでこんなことになっちゃうのか。
冒頭に戻りますが
やりたい
と
失敗したくない
のせめぎ合いです。
本当にやりたいなら
とにかくやっちゃえば良いんですよ。
その結果は目に見えるようになる。
見えるようにしちゃえば
頭の中にあるより
より明確に評価・判断ができるようになります。
「やる」
の第一歩は
頭の中から出すことです。
例えば
声に出す
これは一番手っ取り早い。
誰かに話せば
その評価ができるようになりますから
先に進めます。
あとは
紙に書く
そうすれば目で見て分かる
第三者にも分かる
書いたものは覚えていなくても良いので
頭の記憶容量の拡張です。
さらに手を加えれば
要素の数を増やしたり減らしたり
関係を変えたり
色々と変化を加えられます。
目に見えるようにすれば
仮にダメでも
何がダメで
どうしたらい良いか
そういったことが分かりやすいので
次にどうしたら良いかが分かる。
そんなの当たり前?
ですよね。
でも、意外と多くの人はやりません。
頭の中だけで考えています。
頭の中で整理が付いたら
頭の中で完成したら
書こう
やろう
って。
頭の中のものって
なかなか整理を付けるの難しいんですよ。
要素が多ければ
それを全部覚えながら
関係を変えたり整理したり…
そんなの難しくてできないんじゃない?
さて
で、頭の中から出してみたら
それを具体的にしてみましょう。
試しにやってみるとか作ってみるとか。
ダメでも良いのです。
その結果によって
次にどうしたら良いか分かるから。
でもね
最も大事なのは…
やることそのもの
だったりするのです。
とにかく
何でも良いからやってみる
それが大事。
なぜかというと
「やる」ということにおいては
初動が最も難しいのです。
これは技術的に
というのもあるかもしれませんが
心の問題です。
心にも物体のような慣性力があります。
止まっているものは動きたくない
そもそも人は変化を嫌います。
なので
勇気を持って動いてしまうこと
これさえできれば
きっと何とかなります。
動いてしまえば
また慣性力を利用出来ます。
動いているものは止まりたがらない
なので、どんどんやっちゃえば良いのです。
たとえ方向性が違っていても
方向を変えるのは
止まっているものを動かすより簡単です。
さあ、勇気を持ってやってみよう!