「みる」

コロナ禍の自粛環境で
何で視力が落ちるかが分かりました。

昔から
暗いところで本を読むと…
とか
テレビばかり見てると…
なんて言われてましたね。

ま、一理あります。

私が出した答えは
焦点距離を変えないまま長時間過ごすから
です。

目のピント合わせって
眼球内の水晶体を筋肉を使って変形させる
ことによって行われるのですが
焦点距離を変えないと
その筋肉が衰える
ということが
部屋に籠もって仕事をしていて分かりました。

なので
ずーっと本を読んでいたり
ずーっと画面見てたり
そんな環境なら
そりゃ視力落ちますよ。

でも、近くを見たり遠くを見たり
そんなことができる環境にいれば
結構回復します。
意識的にやらないとあまり効果無いかもしれないけど。

そんなの常識で、みんな知ってる?
ですよね(笑)

でも、私の職場がある埼玉の鳩山は
山が多いので、視力のトレーニングにはもってこいです。
遠くの森の木の頂点にある葉っぱを見たりしてますよ。
「おー、結構見えるもんだぜ!」って。
やっぱり田舎って良いです。

さて、人の五感のうち
視覚からの情報量は結構大きいと思いますが
この場合は、眼球から入力された映像の情報で
本来三次曲面である網膜に投影された像を
脳の処理によって本来の形状に…
とか、説明するのが大変な専門的なことを
話したいわけではないのですけど
この話も面白いかもしれません。
それは機会があれば改めて。

今回お話ししたいのは
視野とか視界とかなんですが
一口に「見る」と言っても
意味合いとしては
実際に目で見るものはもちろん
意識の上とか考え方とかの場合もあります。

「お前、視野狭いな~」
とか言いますものね。

面白いのは
目で見る視野(行動)と
考え方などの視野(心)
これ、結構連動してたりします。

人の行動って、気持ちとか考えによるものなので
当たり前と言えば当たり前なのですが。

なので
一点を凝視す続ける傾向が強かったり
というか
注視した視点の周囲の視覚情報が少なかったりするタイプの人は
考え方も狭い範囲で深掘りする傾向が強い気がします。
でもその分、集中力は高い傾向かも。

同様に
姿勢がうつむき加減の人は
心も下向きの場合が多い。

これ、思い込みじゃなく
学生達を見ていて感じたことです。

と、このように
行動と心って
結構連動してると思うのです。

であれば!
逆に
行動や姿勢を変えれば
心も変わるの!?

変わると思いますよ。
こういうのって
可逆性と言います。
逆も可なヤツです。

ぜひ試してみて欲しいと思います。
ひょっとしたら
こんなの思い込みかもしれませんけど。

でも良いんです。
自己暗示って思いのほか強力ですから
きっと効果あります。

「何をいい加減なこと言ってるんだ!
科学的なエビデンスを示せ!」
とか言う人は
論文とか見て
人から得た「正解」をやってください。
その方が安心できるでしょう。
あ、嫌な言い方だな。

面白そうだと思ったり
藁にもすがりたい人は
色々やってみると良いでしょう。

日頃意識的に上を向いて歩くとか
周りをキョロキョロしたり
一点を注視してるのに気付いたら
ちょっと視野を広げる意識をしてみるとか。

私はこんなことを考えて
日々、自身で実験してます。
面白いですよ。
人間的には、まだまだなんですけどねー(笑)

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